11・17名古屋大会のGHCジュニアヘビー級選手権試合「(王者)ダガvsドラゴン・ベイン(挑戦者)」に向けた会見が14日、都内で開かれた。
ベインは兄アルファ・ウルフとのロス・ゴルペアドーレスでの活躍が中心だったが、今夏N-1ではヘビー勢とも互角に渡り合い、シングルプレイヤーとしての資質も証明。そして「N Innovation Tournament」では宮脇純太らNOAHジュニア新世代の活躍が目立った中で優勝を飾り、NOAH参戦5年で満を持してのシングル王座初挑戦を決めた。
11・9大阪大会における前哨戦では王者・ダガに直接勝利。自信を深めるベインは「俺はNOAHジュニアの未来」と自負し、「N Innovationで自分の力を証明して俺はこのトロフィーを手に入れた。次はGHCジュニアのベルトを自分の腰に巻く番だ」と言い切った。
メキシカン対決によるタイトルマッチとあって、ベインは「ダガ、今度の試合ではメキシカン同士の素晴らしい最高の戦いを皆さんに見せてやろうじゃないか」と呼びかけたが、ダガは一笑に付した。「お前わかってないなぁ。こんなトロフィー獲ったところで何の意味もないんだよ。ガキどものトーナメントで勝っただけじゃないか。決勝戦なんて宮脇相手だろう?」と見下し、壇上にあった調印書を払いのけると、「このベルトを持つのにふさわしいのは一人しかいないんだよ。ハッキリとわからせてやるよ。メキシカンで最高のレスラーは誰かってことを」と格の違いを強調しつつ予告した。
言いたい放題のダガは失笑とともに退席。激怒したベインは名古屋大会でのベルト獲りを宣言した。絶対王者・ダガとは至高のルチャドール対決。前哨戦では超高速ファイトを展開した。スピード&ハイフライのベインか、インサイドワークも含めた総合力のダガか。
【会見の模様】
▼ベイン「N Innovationで自分の力を証明して俺はこのトロフィーを手に入れた。次はGHCジュニアのベルトを自分の腰に巻く番だ。俺はNOAHジュニアの未来だと思っている。そして未来である。ダガ、今度の試合ではメキシカン同士の素晴らしい最高の戦いを皆さんに見せてやろうじゃないか。そして最後に俺は必ずこのベルトを手に入れて国に持って帰るから」
▼ダガ「お前わかってないなぁ。こんなトロフィー獲ったところで何の意味もないんだよ。ガキどものトーナメントで勝っただけじゃないか。決勝戦なんて宮脇相手だろう? このベルトを持つのにふさわしいのは一人しかいないんだよ。ハッキリとわからせてやるよ。メキシカンで最高のレスラーは誰かってことを。俺なんだよ!」