秋の行楽シーズン、キノコ狩りをしていたXユーザー・なぎささんが目撃した光景が、Xで大きな反響を呼んでいます。投稿に添えられた写真に写っているのは、立ち上がってこちらを見るクマの姿……!

 本来であれば、命を落とす危険性のある状況ですが、よく見てみるとこのクマ、ペラペラの立て看板だったとのこと。いやこれはリアルすぎて心臓に悪い……。

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 当日は天気も良く、絶好の行楽日和。なぎささんは地元の観光スポットにもなっている自然豊かな山間部で、キノコ狩りを楽しみながら山道を進んでいたところ、このリアルすぎるクマの看板に遭遇したのだそう。

 普通、クマの注意喚起の看板といえば、黄色地のものだったり、顔が強調されたイラスト調だったりなど、わかりやすいものが一般的ですよね。実は普段猟師をしながら、ナイフ作家として活動しているなぎささんをもってしても、これほどリアルな看板を見たのははじめてとのことですから、非常に珍しいものであることは間違いないようです。



 「出会った瞬間は、本物の熊がいると勘違いし、心臓が止まりそうになりました」と、なぎささん。近付いてよく見ると看板だとわかった瞬間は「半ば安堵しつつも、そのリアルさに感心しました」と、当時の心境を語っています。

 驚いたのはもちろん、投稿を見た方にとっても同じで、返信欄には「看板でも、私なら腰抜けて動けないかも」「一人でいてこれ見たらチビるな」といったコメントが続々。およそ10万件ものいいねが付くなど、多くの方がこの光景に恐怖を覚えたようでした。

 特に今シーズンは、全国でクマの目撃情報が相次いでいます。たとえ観光スポットであっても、場所によっては常に危険と隣り合わせということを知らせるために、リアルなクマの看板が設置されたのかもしれません。これからキノコ狩りや紅葉狩り等を計画されている方は、くれぐれもご注意を。

<記事化協力>

(なぎさ)BladeHeritage 源流ボーイズさん(@genryunagisa

(山口弘剛)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024111407.html