韓国のエース、コ・ヨンピョが謝罪した。
11月13日に行なわれたラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12のオープニングラウンドグループBの台湾戦に先発したコ・ヨンピョは、初回こそ無失点で切り抜けたものの、2回につかまった。
2死一塁から、安打と四球で満塁のピンチを迎えると、台湾の1番チェン・チェンウェイにグランドスラムを許して4失点。さらに2番リン・リーに二塁打を打たれると、3番チェン・ジェシェンには2ラン本塁打を放たれて計6失点と大炎上してしまった。
2回の大量失点後は、後続投手が台湾打線を無失点に抑えたが、3対6で敗戦。第1回大会で優勝し、前回大会は準優勝だった韓国が黒星スタートとなった。
東京五輪や2023年のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)も経験している33歳のベテラン右腕は、自身のブログに謝罪の言葉を綴った。
「残念な試合を見せてしまい、ファンやチームメイトに申し訳ない気持ちでいっぱいです。応援と励ましを送ってくれたファンの方々、本当にありがとうございました。きょうの試合を忘れずに、いい投手として上達できるように努力したいと思います。夜遅くまで応援していただき、ありがとうございました」
【動画】韓国のエース、コ・ヨンピョが2回に満塁アーチを打たれた
韓国メディア『Newsis』はコ・ヨンピョの謝罪の言葉を報道。「開幕投手の重責を引き受けたが、2回に2本の本塁打を浴びてしまった。立ち上がりにコ・ヨンピョが崩れてしまった韓国が3対6で敗れた。スーパーラウンド進出に暗雲が立ち込めた。コ・ヨンピョは18日に行なわれるオーストラリアとのオープニングラウンド最終戦に登板する可能性がある」と伝えた。
初戦に敗れた韓国は、14日にキューバ、15日に日本、16日にドミニカ共和国、18日にオーストラリアと対戦。上位2チームに入ったチームが、21日から東京ドームで行なわれるスーパーラウンドに進出する。
構成●THE DIGEST編集部
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