MLBニューヨーク・ヤンキースからFAとなっているフアン・ソト。ヤンキース1年目の今季、レギュラーシーズンで打率.288、41本塁打109打点、OPS.989と驚異的な数字を残し、名門球団を15年ぶりのワールドシリーズに導いた。
オフの最注目FAとしていくつかの球団がスター獲得に乗り出しており、もちろんヤンキースも残留に向けて交渉を行なう姿勢を見せている。一方でソトに関する驚きの“アイデア”がMLB公式サイトで紹介された。
【画像】大谷翔平&真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真!
【画像】大谷翔平の妻、田中真美子が輝いた“現役バスケ選手時代”を厳選フォト!
【画像】始球式に登場!大谷翔平と“愛犬”デコピンの厳選ショット! 同サイトのアンソニー・カストロヴィンス記者は現地13日に「これが熱いオフシーズンに関する7つの思いつきだ」と題した記事を更新。タイトルの通り、7つのトピックに関する議論を呼びそうな大胆なアイデアが紹介された。
1つ目から「ヤンキースはソトがいない方が良いかもしれない」と驚きのアイデアを出した同記者。今季からアーロン・ジャッジは、キャリアの大半を過ごしてきた右翼にソトが入ったため、中堅手として出場しているものの、来季で33歳となるキャプテンには守備での負担が重く「センターにいるべきではない」と現状を説明した。
また、大型契約を結んでいるジャンカルロ・スタントンを指名打者に配置していることが同じくジャッジとも大型契約を結んでいるヤンキースの選択肢を狭めているため、ソトとの再契約がチームの柔軟性をさらに低下させると続けた。
そして同記者は「単なる思いつきだが」と前置きしたうえで、ジャッジを右翼に戻し、ジャズ・チゾムJr.を中堅に、アレックス・ブレグマン(ヒューストン・アストロズ)を三塁に、ウィリー・アダメス(ミルウォーキー・ブルワーズ)を二塁に、クリスチャン・ウォーカー(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)を一塁に置くという補強・守備位置転換を提案。『MLB Trade Rumors』の予測によれば、ソトをキープするのに6億ドル(約937億円)が必要なのに対して、ブレグマン、アダメス、ウォーカーと長期契約を結ぶ場合は総額約4億ドル(約624億円)となるという。
「ソトがいない方が良い」チームなど本来考えにくいはずだが、もしヤンキースが引き留めに失敗した場合はこのようなシナリオが現実になる可能性も0ではない。来季の各球団の顔ぶれが定まっていない、ストーブリーグならではの話題だった。
構成●THE DIGEST編集部