NBAロサンゼルス・レイカーズの八村塁は現地11月13日、本拠地メンフィス・グリズリーズ戦に先発出場し、19得点、7リバウンドで勝利に貢献した。河村勇輝が出場しなかったため日本人対決はお預けとなったが、試合後の公式会見では河村と共闘した日本代表チームについて言及。日本バスケットボール協会(JBA)や代表コーチに対する不満を露わにする場面があった。
【動画】日本代表をけん引した河村勇輝と八村塁がNBAのコートで対面する「歴史的瞬間」 日本代表についての質問が飛ぶと八村は言葉を詰まらせながら「僕としてはあまり言いたいことではないんですけど」と話し始め、以下のように返した。
「日本代表としてずっとやってきて、日本代表のやり方が僕として嬉しくないところがあって。日本代表としてやっている中で、NBAでやっている中で、子どもたちのためとか、日本のバスケを強くしていくためにやっている感じが僕にはあったんですけど、(日本代表は)その目的じゃなく、僕が思うにお金の目的があるような気がするので。僕もそういう話はしたんですけど」
この協会批判とも取れる発言にはファンから様々な声が集まった。
「韓国戦で客寄せパンダにされたのになぜか八村が批判されてたもんな」
「JBAに対して相当不満があるのかな」
「お金儲けがダメと言うよりもやり方が悪かったとは思った」
続けてコーチについても話し合ったと言い、「やっぱりコーチも日本代表にふさわしいコーチ、僕たちは日本代表の男子のトップのプレイヤーなので、男子のことを分かってる、プロとしてコーチをやった事のある人がコーチになって欲しかったので。今回そういう風になってしまったのは僕としても残念だと思いますし、そういうことを日本代表に話しての結果、彼らの決めたことなので、僕としてはそういう姿勢でやってるんだなと思う。でもその中で日本代表は子ども達も観てるので僕もNBAで頑張って、(日本の)バスケが強くなるように頑張っていきたいなと思います」とコメントした。
先月にはトム・ホーバスHCの続投を決定。2028年のロサンゼルス五輪まで指揮を執る方針だという。一方でチームの方針と自身の思いに相違があるという八村。この発言に対してはファンの意見が分かれた。
「ホーバスHCと何かあったんだろうか」
「この状況続くならもう日本代表で八村は観れないのか?」
「このような発言は残念。参加しなくて良いんじゃないのかな?」
「優秀なコーチの替えはきいても八村の替えはきかない」
八村にとっては、不満を漏らさざるを得ないほど、JBAに対しての不信感が高まっているようだ。
構成●THE DIGEST編集部
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