あなたの周りにもいる? マイペースだけど憎めない人の特徴5つ

マイペースで天然っぽい行動や言動が多いのに、なぜか周囲に好意的に受け入れられている人っていますよね。

「自分は他人に合わせてばかりだから、マイペースを保てる人が正直うらやましい……」

内心でそんなふうに感じている人も、実は結構多いのではないでしょうか。

今回は、マイペースだけど憎めない人の特徴や性格、行動パターンなどについて詳しく解説します。

マイペースな人への対処法も合わせてご紹介しますので、ぜひ今後の参考にしてくださいね。

マイペースだけど憎めない人の特徴5つ

マイペースだけど憎めない人が周囲から嫌われないのには、実はそれなりの理由があります。

まずは、マイペースな人に多い特徴や行動パターンについて、詳しくみていきましょう。


いつも自然体で自分を飾らない

マイペースな人は常に自然体を保っており、自分を無理に良く見せようとはしません。

たとえば洋服やバッグ、靴などを選ぶ際も、「流行っているから」「良いブランドだから」というような決め方ではなく、あくまで「自分が気に入ったかどうか」という基準を大切にします。

他人の評価ではなく、それを身につけた自分が自然体でいられるか、自分自身の雰囲気や体型にマッチしているかといった自分軸を重視しているのですね。

このように自分を飾らず、不自然に見栄を張ることもしない人に対し、周囲の人は自然と好意を持つようになります。


ポジティブでゆったりした雰囲気を持つ

ポジティブでゆったりした雰囲気を持っていることも、マイペースだけど憎めない人の特徴の一つです。

筆者も以前、仕事のチーム全員が納期に追われてバタバタしているときに、一人だけスローペースで、目の前のことを淡々とこなしている人に出会ったことがあります。

後になって「どんなときでも落ちついているよね」と聞いてみると、「焦ると失敗率が上がるだけだし、自分を信じて集中すれば絶対できると信じているから」とのこと。

このようにポジティブな思いや信念ゆえにマイペースを保っている人は、周囲から自然と一目置かれるようになります。


他人の悪口を言わない

他人の批判やあら探しばかりしていると、結果的に自分のペースを大きく崩したり、自分自身が信用を失ったりしがちですよね。

その点、マイペースな人は自分のやりたいことや考えに集中しているため、わざわざ他人の悪口に時間やエネルギーを費やすことはしません。

このような人は周囲に「自分だけでなく他人のことも大事にできる人」という印象を与えるため、自然と好意を寄せられるようになるのです。


天然な行動や言動が多い

周囲の空気が張りつめていてもそれほど気にせず、あくまで自分のペースやタイミングを貫く人っていますよね。

たとえば、とある会議で問題に対する適切な改善提案が誰からも出ないまま、緊迫した雰囲気になってしまったことがありました。

しかしそんな中、Aさんが「あれ、この資料のデータ、ちょっと間違っていませんか?」と唐突に発言。

皆が確認しようとすると「あっ、よく見たら合ってた! 間違ってたのは僕でした!」と光の速さで前言撤回したAさん。

この出来事で一気に空気がほぐれ、その場は笑いに包まれました。

このように、無意識のうちに相手をリラックスさせたり、癒しの雰囲気を作り出したりすることに長けている人は、自然と周囲に慕われるようになるのです。


自分の価値観やペースを他人に押し付けない

普段から自分のペースを大切にして行動している人は、他人との比較には何の意味もないことを知っています。

そのため、たとえば童話『うさぎとかめ』に登場する亀のように、ライバルを気にせず地道に歩き続け、結果的に勝利を手にすることも。

こういう人は、前提として「人は人、自分は自分」という線引きがきちんとできています。

そのため、自分自身の価値観やペースを他人に強要するようなことは決してしないのです。


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マイペースな人への対処法

焦らせない

マイペースな人にとって、自分のペースを故意に乱されることは何よりつらいもの。

「時間ないんだから、もうちょっと急いでくれない?」

このように急かしたりプレッシャーをかけたりする言葉は、マイペースな人にとってむしろ逆効果となるケースが多いため要注意です。

物事を効率よく進めるためにも、相手を焦らせず、まずは各々のペースを尊重しましょう。


こまめにフィードバックをする

自分のペースを大切にする人にとって、「自分はちゃんと役に立っている」「着実に進んでいる」という感覚はとても重要なもの。

そのため、小さな進捗でもこまめにフィードバックをすることで、コミュニケーションがよりスムーズになります。

「これはすごく良かったよ」「これは今度からこうしてみて」などと意見を明確に伝える習慣は、お互いの達成感や安心感につながりますよ。


コミュニケーションを大切にする

どうしても急いでほしい場合であっても、感情的に気持ちを伝えるのはNG。

たとえば「この仕事は〇〇時までに完了しなければいけないので、少し急いでもらえると助かります」などと、緊急性を冷静に伝えましょう。

コミュニケーションを欠かさず、その人のやり方に対して柔軟な対応を心がけることで相互理解が深まり、円満な関係性を築くことができます。