3. 何でも生理のせいにしてはいけない
生理中や前後に感情をぶつけてしまう直接の原因は、生理ではなく性格です。
生理中にイライラしたり憂鬱になったりするのはホルモンリズムなどが理由なので、それ自体は仕方のないこと。でも、それは彼氏のせいではありませんよね。
もちろん自分のせいでもありませんが、生理中や前後の症状を言い訳にして彼氏に八つ当たりしたり感情を全部ぶつけたりするのはちょっと違うのではないでしょうか。
男女には生理的な現象に違いがあります。でも、それを「男はこうだから仕方ない」「女はこうだから仕方ない」と言い切ってしまえば元も子もありません。
仮に女の子が「生理中や前後のイライラや憂鬱は仕方ないことだから周りの人に分かってもらって当然」と言い切るなら、性欲を抑えられない男性の衝動も認めざるを得なくなってしまいます。
強姦や痴漢を犯した男性が「俺は性欲が強いんだから仕方ないだろ」と言っても、それは通りませんよね。
中には生理中や前後の症状が軽い人もいますが、生理痛が全くない人は少ないです。それに、ほとんどの女の子は生理中や前後に憂鬱になったり情緒不安定になったりしています。
でも、だからと言って彼氏に感情をぶつける女の子ばかりかと言えばそうではありません。
つまり、彼氏に感情をぶつけるのは「生理前(生理中)だから」ではなく「元々そういう性格だから」だと考えられます。
もし『生理前のイライラ』を理解して受け止めてくれない彼氏=優しくない彼氏だと考えているなら、その考え方は改めた方が良いですよ。
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4. おわりに
何でも『してもらって当たり前』ということはありません。それに、「理解してもらいたい」「優しくしてもらいたい」などの『何かをしてもらうこと』ばかり考えていると、自分も彼氏も疲れてしまいます。
「男なんてそんなもんよね」と割り切ることも恋愛においては意外と大切で、それだけで随分お互いにラクになるものです。
『以心伝心』なんて夢物語ですから、伝えたいことはきちんと言葉で伝えましょう。