舞台上でのハプニングや失敗も笑いに!
次に、リズムネタを得意とするレイチェルが登場、ラップネタをします。するとラップに合わせて一の介が「ツクツクボーシ」と何回も言うという珍妙なギャグを披露します。一の介のそのギャグに会場がざわつく事態に。
すると、「おーい!」と叫びながら借金をしている人役であるタックルながい。、辰巳智之、玉置洋行がゆっくり歩いて登場。裕が「走ってくる感じやったやろ」とツッコむと観客が笑います。
新喜劇の舞台では失敗をツッコまれて笑いが起こることは多々あります。新喜劇の通常公演は一週間同じ演目をするのですが、面白い失敗を観たくて失敗する確率の高い初日に来る新喜劇ファンもいるほどです。それも吉本新喜劇の醍醐味のひとつかもしれません。
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間寛平GM登場で大盛り上がり!
終盤に間寛平GMが寛平爺さんの姿で登場すると大きな拍手が起こります。実は今回の公演が実現したのは、「淀川寛平マラソン」の控室で寛平GMと渡辺記者が雑談をしたのがきっかけだといいます。そんな寛平GMが裕に対して乳首ドリルというネタをしようとしますが、“まきざっぱ”という叩く棒が無いというハプニングが起こります。
直前に新名徹郎が舞台の外へ持って行ってしまったようで、もちろん“まきざっぱ”なしでは乳首ドリルができません。思わぬハプニングに観客は大喜び! 新名が申し訳なさそうに舞台に“まきざっぱ”を持ってくると、また観客は大ウケ。“まきざっぱ”を手にした寛平が乳首ドリルをしようとしますが、きちんとできないやりとりを繰り広げます。挙げ句の果てに背中を叩くという乳首ドリルと全く関係ないことをする始末。寛平GMは舞台をメチャクチャにして盛り上げます。