宿敵撃破へ、侍が出陣する。
11月15日、野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」のオープニングラウンド第2戦・韓国戦(日本時間19時)に臨む侍ジャパンのスタメンが発表された。
初戦のオーストラリア戦とオーダーは変わらず。4番打者には森下翔太、日本ハムの清宮幸太郎が7番・指名打者(DH)で入った。
なお、開幕投手は中日の高橋宏斗が登板。今季はエースとして21試合に登板して12勝4敗、防御率1.38の好成績をマークしてリーグ最優秀防御率のタイトルを初めて獲得するなど、見事な活躍を見せた。昨年のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)決勝にも登板した22歳の右腕が韓国打線を封じ込める。
一方の韓国は前日のキューバ戦で9安打8得点と猛打が爆発し、今大会初勝利を挙げた。特に注意しなければならないのは「3番・一塁」でスタメン出場するキム・ドヨン。前日はソフトバンクのエース左腕モイネロから満塁ホームラン、さらに7回にもソロアーチを放つなど、3安打5打点と大爆発した。今季の韓国プロ野球(KBO)で打率.347、38本塁打、40盗塁を記録して「トリプルスリー」を達成した若きニュースターに警戒だ。
1番 桑原将志(レフト)
2番 小園海斗(セカンド)
3番 辰己涼介(センター)
4番 森下翔太(ライト)
5番 栗原陵矢(サード)
6番 牧秀悟(ファースト)
7番 清宮幸太郎(指名打者)
8番 紅林弘太郎(ショート)
9番 坂倉将吾(キャッチャー)
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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