ヨドバシカメラ マルチメディア千葉が11月15日にオープンした。同店は旧千葉店からの移転増床で売り場面積は旧店舗の約3倍。JR千葉駅から徒歩2分の駅前立地でありながらも大型の駐車場を併設しており、電車でも車でも行きやすい超大型店舗だ。
ヨドバシカメラ
マルチメディア千葉
●売り場面積は約4000坪で1680台収容の駐車場を併設
移転増床してオープンしたヨドバシカメラ マルチメディア千葉は、そごう千葉店の別館である旧ジュンヌ館をリニューアルした店舗だ。ジュンヌ館は2023年8月末で閉館し、約1年3カ月をかけてマルチメディア千葉に生まれ変わった。
売り場面積は約4000坪で、移転前の旧ヨドバシカメラ千葉店から3倍に拡大した。建物全体の名称はヨドバシHDビルで、地下1階から地上17階のうち、マルチメディア千葉の売り場は1~4階。地下1階にはユニクロとABCマート、JINSがテナントとして入店し、5~17階と屋上は1680台収容の駐車場(オーロラシティパーキング)だ。
店内への入口は何カ所かあるが京成千葉駅東口から非常に近く、そごう千葉店とは4階でつながっている。JR千葉駅からも徒歩で約2分と近い。
京成千葉駅東口近くの1階エントランス部
そごう千葉店4階にはマルチメディア千葉と
併設駐車場への連絡通路がある
11月14日のメディア向け内覧会では、同店の堤康平店長による各コーナーのポイント説明を交えた視察ツアーが行われた。いくつかのコーナーを紹介しよう。
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●1階には石井スポーツとアートスポーツが出店
1階はスマートフォンと関連商品、自転車の各売り場になっている。スマートフォンは社員が対応して、お客の要望に応じてキャリアやプランを提案するというスタイル。売り場の中では、柱やサークル状の展示台を使って関連商材を展示しており、ついで買いに便利だ。
スマートフォン売り場では導線上に関連商材も展示
自転車コーナーは電動アシスト自転車やシティサイクル、スポーツサイクルを揃え、店外には試乗コースも設け、試乗体験もできるようになっている。
自転車は各種のタイプと
ヘルメットやアクセサリ類も展示
この1階には、ランニングやトレイルランニング専門店のアートスポーツを併設する形で石井スポーツ ヨドバシ千葉店が出店。ランニングやトレーニングからハイキング、トレッキング、スキーや登山までアウトドアスポーツのグッズや用品を揃えた。
ザ・ノース・フェイスやアークテリクス、パタゴニア、マムートなどの人気アウトドアウェアブランドもコーナーで展開し、カジュアルなエーグルも扱っている。リュクやザックはデイリーから登山まで約500アイテムが展示されている。また、キャンプコーナーではテントからランタンやBBQ用アイテムなどを幅広く展示している。
これからシーズンを迎える
スキーのグッズも豊富な品ぞろえ
テントは張り出していて、
入って中の広さを確認できる