「実力の差は明らかだ…」侍ジャパンに17三振を喫した韓国打線、母国メディアは「予選R脱落も鼻先まで迫っている」と悲嘆【プレミア12】

 野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」のグループB・第2戦が11月15日、台湾の台北ドームで行なわれ、侍ジャパンは韓国代表に6対3で勝利し、開幕2連勝を飾った。

【動画】森下翔太が勝負を決める2ラン本塁打!
 日本は2回表に先制を許すも、その裏に紅林弘太郎の2点適時打で逆転。しかし、4回に同点、5回には逆転を許す苦しい展開となる。それでも日本は、5回裏に2死から四死球のランナーで満塁とすると、牧秀悟がセンターへの2点タイムリー。再逆転に成功すると、7回には森下翔太の2ラン本塁打で突き放した。日本は、先発の高橋宏斗が4回を被安打7、8奪三振、2失点と粘りの投球。さらに隅田知一郎、藤平尚真、最終回を大勢とつないでシーソーゲームを勝ちきった。 すでに台湾との開幕戦を落としている韓国はこれで2敗目。重要な一戦に敗れ、東京ドームでのスーパーラウンド進出へ厳しい状況となった。韓国メディア『Newsis』は、「続々と17K…痛感した実力差」と題した記事でゲーム内容を速報。前半は食い下がった韓国代表だが、同メディアは「徐々に力の差が明らかになった。この日、韓国打線は3人の投手に合わせて17個の奪三振を献上した。高橋が8三振、隅田が6三振、藤平が3三振を挙げた。それでも探求を見せた高橋攻略は成功したが、以後韓国打者たちは日本の鉄壁マウンドに度々遮られてしまった」と嘆いた。

 また、韓国代表は日本戦で30回目の敗戦を喫し、「通算戦績は23勝30敗だ。特にプロ選手が参加する大会基準としては日本に9連敗中だ」と対戦成績を振り返り、「2015年のプレミア12準決勝での勝利を最後に、日本には勝っていない」と指摘。15年大会で優勝、19年大会で準優勝の韓国だが、「大会史上初の予選ラウンド脱落も鼻先まで迫ってきている」と危機感を煽った。

 一方の日本は翌16日、第3戦でオープニングラウンド開催国の台湾と対戦する。

構成●THE DIGEST編集部
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