体が硬くなったときの飛ばし方!「体重を右に残して…」とシニアプロが解説

Pont1 左への体重移動を抑えて打つ

ダウンスイング以降、通常より左サイドへの体重移動の量を少なくして、体重を右に残しながら打つ。ただし、左足が浮くくらい右に体重を残すのはNGだ。


最下点はボールの手前

ボールを通常より左に置き、スイングの最下点をボールの手前(体の正面)に設定する。

アドレスも右足体重

体重を右足に多く乗せることで体がほんの少し右に傾く。7対3くらいの右足体重が目安。

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Point2 その場で回転しフィニッシュまで体を回し続ける

体重を右に残したままその場でクルッと回転し、フィニッシュまで体を回し続けることが大事。クラブを最後まで振り切り、右足ツマ先で体を支えよう。

腰をしっかり回す

ベルトのバックルが目標を向くように腰を回すと、体の回転が止まらず、すくいうちのミスを防げる。

レッスン=福永和宏

●ふくなが・かずひろ/1969年生まれ、福岡県出身。165cm、65kg。96年のポカリスエットよみうりオープンで初優勝を飾るなど、切れ味鋭いショットを武器にレギュラーツアーで活躍。19年にシニア入り。フリー。

構成=小山俊正
写真=中野義昌