MotoGPは、日曜日にバルセロナで開催されるソリダリティGPでシーズンを終え、伝統的な表彰式の後に、新しいコーポレート・アイデンティティを公開する予定だ。
MotoGPは2025年に新時代を迎えようとしており、リバティ・メディアは年内にドルナの株式の過半数を買収する予定だ。
しかし、MotoGPが変わるのはそれだけではない。来年、MotoGPは異なるブランド・アイデンティティに切り替わる。
変更の中心となるのは新しいロゴで、バルセロナの現地時間21時ごろ(日本時間17日5時ごろ)に公開される予定だ。
当初、MotoGPはシーズン終了後の表彰イベントをバレンシア・サーキットで開催する予定だったが、レースが豪雨災害を受けてキャンセルされたため、バルセロナのモンジュイック山にあるカタルーニャ国立美術館に会場を移すことになった。
ペンタグラムがデザインしたこの新ロゴは、MotoGPのオンライン・チャンネルでも紹介される予定だ。
1949年のロードレース世界選手権創設以来、シリーズのロゴは2回しか変更されていない。しかも直近の変更はデザインの微調整に過ぎなかった。
2001年まで、シリーズのロゴは国際モーターサイクリズム連盟(FIM)の頭文字に基づいていた。2002年、選手権の名前がMotoGPとなるのと同時に、ロゴは全面的に見直され、チェッカーフラッグが新しいデザインの中心となった。
このロゴは2007年を前にさらに変更され、現在に至っている。
しかし、今回はロゴだけにとどまらず、タイポグラフィも標準的なものに変更され、同じリバティ・メディアが所有するF1が現在使用しているモノを彷彿とさせるスタイルが導入される予定だ。