【全日本】ベッキオが華麗空中殺法で決めた 大石がお膝元・仙台で最強タッグ初白星

『世界最強タッグ決定リーグ戦2024』夢メッセみやぎ本館展示ホール(2024年11月16日)
Aブロック公式戦 ○マイク・D・ベッキオ&大石真翔vs吉岡世起&MUSASHI×

 大石がお膝元・仙台で最強タッグ初白星だ。

 今年10月にDDTを退団し、夫人の実家があるここ仙台に居を移してフリーとして活動している大石。ベルギーの実力者ベッキオをパートナーに最強タッグに出場し、初戦で斉藤ブラザーズとの初対決が実現。敗れはしたもののジュン&レイとの間で“愛”が通じ合った。

 お膝元・仙台で2戦目に登場。前アジアタッグ王者・MUSASHI&吉岡と対戦した。大石が序盤から劣勢になっても、ベッキオがMUSASHIと吉岡をまとめて投げ飛ばす怪力を見せつけ、ノータッチトペスイシーダを発射して巻き返す。ムーンサルトが自爆に終わると、むーちゃんせーちゃん連係に捕まり、吉岡の雪崩式フランケンシュタイナー、MUSASHIのエストレージャフトゥーロの波状攻撃を浴びた。

 ここで大石が好フォローを見せた。ダブルチョップ、クロスチョップでMUSASHIと吉岡に立ち向かい、二人まとめて動きを止めると、右ストレートを叩き込んだ。すかさずベッキオが大石をリフトアップして二人めがけて投げつけると、ベッキオのダイビングフットスタンプ、大石のスタナーを立て続けにさく裂。そしてベッキオがシューティングスタープレスを華麗に決めてMUSASHIから3カウントを奪った。

 大石&ベッキオがむーちゃんせーちゃんを撃破。2戦目で最強タッグ初白星をもぎ取った。初出場となった最強タッグの初勝利をお膝元の仙台で飾り、大石はベッキオに抱きついて喜びを爆発。誇らしげに二人で手を挙げた。ベッキオも華麗な空中殺法で勝利を呼び込み、バックステージで「俺たちはやったんだ。彼の顔を見てくれ。素晴らしい笑顔だ。俺たちは今日勝って2ポイントを獲得したんだ」と喜びの言葉を口にしていた。

 続く3戦目は11・20品川大会。アジアタッグ王者・HAYATO&安齊との対戦を控える。前王者撃破の勢いそのままに現王者を破って連勝といきたいところだ。

【試合後の大石&ベッキオ】

▼大石「イエス、イエス、イエス、イエス、イエス」

▼ベッキオ「俺たちはやったんだ。彼の顔を見てくれ。素晴らしい笑顔だ。俺たちは今日勝って2ポイントを獲得したんだ」

▼大石「イヤア。ウィ・ゲット・2ポイント」

▼ベッキオ「グレート・ワークだ。サンキュー。これからも俺たちは一緒に戦い、勝利していくよ」

▼大石「ビッグ・シューティングスタープレス、イヤア!」