【WWE】ウォーゲームズ戦へシコアら新生ブラッドラインが“5人目の男"として怪獣リード獲得

 スマックダウンが現地時間15日、ウィスコンシン州ミルウォーキーで行われ、新旧ブラッドライン対決となる5対5ウォーゲームズ戦へ向けて、ソロ・シコア率いる新生ブラッドラインが“5人目の男”としてブロンソン・リードを獲得。ローマン・レインズをKOした。

 レインズ&ウーソズ&ゼインのオリジナルブラッドラインと、シコア率いる新生ブラッドラインが11・30『サバイバーシリーズ』におけるウォーゲームズ戦で対決する。金網2リングの5対5マッチだが、両軍とも4人しかおらず、“5人目探し”に苦慮している。

 この日、ゼインはUS王者LAナイトに接触したものの、「あれは俺の喧嘩じゃねえ。かかわりたくもない。ブラッドラインは共倒れしてくれてもいい」と拒否された。バックステージにオリジナルブラッドラインが集結すると、ゼインが「ロウとスマックダウンどっちもみんなに聞いて回った。だが、俺たちと共闘したいヤツはいなかった。だから5人目はまだ見つかっていない」とレインズに報告。ジェイは「ローマン、電話しないと」と促した。

 するとシコアら新生ブラッドラインがリングに登場。レインズ&ウーソズ&ゼインがやってきて大乱闘が幕開け。ジェイがタマ・トンガ&トンガ・ロアにノータッチトペスイシーダで突っ込んだが、ジェイコブ・ファトゥがトラースキックを連発してジミーとジェイを次々にねじ伏せる。シコアはゼインを捕まえ、サモアンスパイクの構えに入ったが、レインズがスピアーを叩き込んで救出した。

 レインズがファトゥと対峙すると、ここで意外な男が現れた。怪獣・リードだ。レインズを急襲したリードはショルダータックルをぶちかますと、串刺しボディアタックで突っ込んだ。続くようにファトゥもサモアンレッキンボールをお見舞いした。

 二人は止まらない。リードがデスバレーボムでジミーを突き刺すと、ファトゥはトラースキックでジェイをねじ伏せる。さらにリードがラリアットでゼインを吹き飛ばし、ファトゥがムーンサルトプレスを投下。リードはジミーにツナミを放った。

 息を吹き返したレインズがスーパーマンパンチをファトゥ、リードに立て続けに叩き込んだが、シコアがサモアンスパイクをぶち込んだ。すかさずファトゥがムーンサルト、リードがツナミを連続投下してレインズをKO。一族の長の証であるウラファラを首にかけたシコアは大の字となったレインズに向かって「本物のブラッドラインに盾突くとこうなるんだ。分かったか? ローマン、お前には何もできねえ!」と言い放った。

 そしてリードはシコアを承認するように、新生ブラッドラインのメンバーとともに天を指さした。ウォーゲームズ戦が2週間後に控える中、新生ブラッドラインが5人目としてリードを獲得した。

 対するオリジナルブラッドラインは深刻な状況が続く。ジェイから「電話しろ」と促されたレインズがその後、バックステージで「電話だ。ワイズマンにな」と宣言。かつての右腕だったポール・ヘイメンにコンタクトを取ろうとした。が、受話器の向こうから聞こえてくるのは「おかけになった電話番号は現在使われておりません」のアナウンス。ヘイメンを頼ろうとしたものの音信不通となってしまった。

 今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。