笑福亭笑利“10周年”独演会を同期・藤崎マーケットも祝福! 味園ユニバースで「もっとデカいことやっていく」

藤崎マーケットとの「同期」トークも披露

中入り後は、笑利とNSC(吉本総合芸能学院)26期の同期である藤崎マーケットが登場しました。

トキがさっそく、「お風呂のイスに座ってる! こわい! ふつうは前のほうがいいイスやのに!」と客席をイジると大笑いが起こります。さらに「今日は絶好調やから落語しよかな?」と調子に乗るトキに、すかさず「落語なめるなよ」とツッコむ田崎。幅広い世代を笑わせる「おるおるモノマネ」でたっぷりと笑いを届けました。


出典: FANY マガジン

最後は、笑利が高座に三度目の登場。「田崎くんに家賃を1年分立て替えてもらった」「トキに貸した漫画が返ってこない」など、同期の藤崎マーケットとの思い出トークも飛び出し、いよいよ20カ月のラストを飾るネタへ突入します。

「最後は大好きなネタを選びました」と披露されたのは、「どうらんの幸助」です。ケンカの仲裁をするのが唯一の道楽である幸助を躍動感たっぷりに熱演し、独演会を締めくくりました。


出典: FANY マガジン

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落語家人生はまだ始まったばかり

すべての演目を終えて、「20カ月の戦いについてきていただいて、ありがとうございました!」と、お客さんに感謝を伝えた笑利。当初は、大阪・なんばグランド花月(NGK)でファイナルを迎えることを目標としていたとのことで、「諦めたらあかん。またNGKを目指して、イチからスタートするのでよろしくお願いします!」と決意を新たにしました。


出典: FANY マガジン

終演後、報道陣の囲み取材に応じた笑利は、10周年の節目となる独演会を終えて、こう語りました。

「まだ序盤の序盤という感じ。ファイナル感がまったくなくて、僕の中では(落語家人生が)今日、始まったぐらいのイメージでいます。まだまだ攻めていかなあかんなって。こんなもんじゃあかんと思ってます!」

そして、「師匠のように人の役に立つ、お客さんに喜んでもらえる噺家になる。ここからさらに加速して、もっとデカいことやっていこうと思ってます!」と、さらなる飛躍に向けて意気込みを語りました。