『Get Alive 2024 TOUR in YOKOHAMA』が16日、神奈川・横浜ラジアントホールで行われ、納谷幸男が秋山準に一騎打ちを要求し、12・28両国大会で4年ぶりのシングル対決が実現することになった。
この日、納谷は第3試合で中村圭吾と組み、秋山&青木真也組と対戦した。秋山とのファーストコンタクトでド迫力のショルダータックル合戦を披露。2度目の激突では壮絶なエルボー合戦を展開。秋山がラリアット、ヒザ蹴りと攻め込み、フロントネックロックで絞め上げると、納谷はニーリフト、DDT、ダイビング・エルボードロップの波状劇でやり返した。
試合は青木がフルネルソン・ホールドで中村から3カウントを奪い、秋山組が勝利。試合後、秋山と視殺戦を展開した納谷が「秋山さんとはタッグを組んだことも、タッグで対戦したこともある。でも俺は今シングルであなたと戦いたい」と熱望した。「過去に1度だけあなたとシングルマッチで戦ったことがありますよね? そのときにあなたは『納谷君は若手のなかで一番時間がかかるかもしれない』と言いました。今の俺はあなたにどう映ってますか? 俺とシングルマッチで戦ってください!」と要求。秋山が「自信はあるのか?」と問うと、納谷は「もちろん」と即答。秋山は「よしやろう。両国でやっていいか?」と受諾し、両国大会での一騎打ちが決まった。
両者のシングル対決は2020年8・25後楽園大会で1度だけ行われ、秋山が勝っている。ただ、その後、納谷は大躍進を遂げ、今年1月にはシングル最強決定リーグ戦『D王 GRAND PRIX 2023』を制覇。KO-D無差別級王座にも2度挑戦し、経験も積んできただけに、秋山超えなるか注目の一戦になりそうだ。
【納谷の話】「今の俺の気持ちを真正面から言いました。秋山さんとのシングルマッチ、正直いつできるか分からない。俺が絶対にあなたをぶっ倒して、DDTの頂点まで駆け上がるからな!」
【秋山の話】「納谷、55歳になったばかりの俺に誕生日プレゼントくれるみたいだな。久々にシングルマッチだな。俺、本当は年末に試合したくないんだよ。シングルマッチなんて特にイヤなんだよ。このいら立ちをお前に全部やってやる! 絶対俺が勝つ。まだまだだよ」
