NHK連続テレビ小説『おむすび』にて、結(橋本環奈)の幼なじみ・陽太(菅生新樹)の男泣きと結の祖母・佳代(宮崎美子)の寄り添いに感動する視聴者が相次いだ。
■涙をこらえ、笑顔で送り出す陽太
福岡・糸島を離れ、12年ぶりに神戸に戻ることになった結たち。旅立つその日、結は見送りにきた陽太へ感謝の気持ちと共に「家族やって思っとう」「お兄ちゃんみたいな、弟みたいな、大切な家族」と伝える。
結に好意を抱いているため複雑な気持ちになりつつも、翔也(佐野勇斗)について「あいつが泣かすようなことばしたら言え。神戸やろうが大阪やろうが飛んでいってぶん殴っちゃあけん」と言って笑顔で送り出す陽太。
結たちを乗せた電車が見えなくなると一転して泣きそうな表情になり、後ろから佳代に頭をなで回されると口を一文字に結んで涙を堪えた。
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■視聴者号泣、称賛の声
思いを告げられぬまま失恋し、「あいつが幸せになるんやったら、それでいい」と結の恋路を見守り、最後まで明るく振る舞った陽太。
この別れのシーンに「あぁ、陽太……お前ってやつは……」「陽太…さした目薬がみんな流れたよ」「陽太ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」と視聴者は大号泣し、「陽太よく頑張った!! ほんとにいい子!」「偉いよ、陽太。キミは最高の幼なじみだ」「結のことをずっと守り続けた護衛騎士」などと称賛の声が相次いだ。
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■佳代の行動に「最高」「たまらない」
また、「送り出した後に佳代さんが陽太の頭を撫でたとこで涙が溢れてしまった」「陽太の頭を黙ってグリグリするおばあちゃんも最高だったな」「頭撫でてくれる佳代さんいて良かったわ」などと、ただ黙って陽太の頭を撫で回した佳代の行動に感動した人も多いよう。
「佳代の寄りそい方が、マジ心に沁みる」「おばあちゃんの優しさがたまらないな。本当に家族みたいだよ」との声が上がった。
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■一刀両断も…「気づいてた?」
また、先月15日の放送で結が門限を破ってしまった際、陽太が結を庇うため「じつは俺たち、付き合っとるんです」と嘘をつくも佳代と結の母・愛子(麻生久美子)はそれを見抜いており、佳代は「だって、ありえんもん」と一言。
陽太は「そうっすか…」とため息をつき、視聴者からは「強烈」「陽太、不憫…!」との声が上がっていたが、今回佳代は陽太の傷心を早々に察知していたような様子。「佳代ばあば陽太の気持ち気づいてた?」「涙こらえる陽太のいがぐり頭をガシガシ撫でるおばあちゃん。おばあちゃんは分かっとうね。グッときた…」「陽太のやせ我慢を全部分かって、見送ったあとによくやったと背中を叩く佳代さん。ここも、もう家族の絆で結ばれてる」との声が上がった。
これまで視聴者から哀れみの声が多数上がっていた陽太。現時点でドラマ公式の相関図神戸編に陽太の名前はないものの「まだ陽太の線あきらめてないぞー!」と期待する人もおり、「陽太の良さをわかってる奴はなんぼでもいるからな…!」「恵美ちゃんと幸せになって!」「このドラマで一番幸せになってほしいの…確実に陽太だ」と陽太の幸せを願う声が多数上がっている。
(文/Sirabee 編集部・今井のか)