2024年に球団ワーストの99敗を喫したロサンゼルス・エンジェルスが、ロサンゼルス・ドジャースから先発投手を獲得するかもしれない。エンジェルス専門メディア『Halo Hangout』は11月17日の記事で、投手陣の補強について言及。ドジャース先発投手が現実的なターゲットになる可能性があると伝えた。
「エンジェルスは先発投手を必要としている。ドジャースは先発投手の宝庫だ。25年に多数の主力が復帰するし、FA投手を慰留させたうえで、佐々木朗希にも強い関心を示している。そのためトレード市場で積極的に動くかもしれない」
ドジャースの25年の先発陣は、23年9月の右肘手術から復帰する大谷翔平、タイラー・グラスノー、山本由伸、トニー・ゴンソリン、ボビー・ミラー、エメット・シーハン、ランドン・ナック、ダスティン・メイ、ジャスティン・ロブレスキ。ギャビン・ストーンは10月に右肩を手術したため、25年は全休の可能性がある。
FA投手はウォーカー・ビューラー、クレイトン・カーショウ、ジャック・フラハティで、ビューラーとカーショウは再契約、フラハティは他球団への移籍が有力と言われている状況だ。そしてドジャースは、佐々木と契約する可能性がある。
【プレミア12 画像】キューバとの大接戦を制し侍JAPANが4連勝でスーパーラウンド進出!|日本 7-6 キューバ
「オフシーズンの後半までドジャースは、有力先発投手を放出する決断をしないかもしれないが、確実にエンジェルスが引き続き監視するべき状況だ。ドジャースには先発投手があまりにも多すぎる」
「もしメイを獲得できたら、リリーフとして起用するべきだ。過去5シーズンで46試合しか登板できておらず、怪我が多いためフルタイムで先発する役割は難しい。ミラーはマイナー降格のオプションがあり、またはトレード要員に数えられる立場かもしれない。エンジェルスのペリー・ミナシアンGMは補強に積極的であり、ライバル球団とのトレード交渉は楽しくないかもしれない。しかし互いの利益があるかもしれないため、検討する価値は十分にある」
エンジェルスは今オフに、投手カイル・ヘンドリクス、外野手ホルヘ・ソレア、内野手スコット・キンガリー、内野手ライアン・ノダ、捕手トラビス・ダーノー、内野手ケビン・ニューマンと契約。この先、さらなる補強があるかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】「FA大物投手を獲得する前兆か?」補強に積極的なエンジェルス「有力候補になる可能性がある」と米メディア
【記事】エ軍新加入のダーノー、正捕手オホッピーに「エンジェルス史上最高の捕手になれるよう手助けする」と事前連絡「こんな話が聞きたかった」「素晴らしい」米ファン感涙
【記事】T・ヘルナンデスとの再契約にリスク発生? 「ドジャースは“悪夢”のような噂を消し去るためにも迅速な行動を」米メディア指摘「なぜ、こんなに時間がかかっているのか」