W杯アジア最終予選で強いのは日本だけではない。グループAで随一の安定感を誇るチームは…

 北中米ワールドカップ・アジア最終予選の5試合を終えて強さを示しているのは日本だけではない。グループAで日本と同じ4勝1分で首位に立っているのがイランだ。

 9月日にキルギスとのホームゲームをタレミのゴールで1-0と制すと、続くUAEとのアウェーゲームも1-0で逃げ切る。敵地でのウズベキスタン戦(10月10日)こそスコアレスドローだったが、10月15日にカタールをホームで4-1と圧倒すれば、直近の北朝鮮(アウェー)では3-2と競り勝った。

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 日本のような爆発力はないものの、実に堅実。選手に目を移せば、タレミ、アズムンといった実力派のアタッカーは健在で、FWのガーイェディーやMFのモヘビも勝負どころでゴールを決めるなど良い仕事をしている。守備も比較的整っており、組織的なサッカーで着実に勝点を積み上げている印象だ。

 アウェーの北朝鮮戦ではひとり退場で数的不利になって3-0から3-2と追い上げられたが、最終的には勝っている。同日に行なわれたカタール戦で首位を争っていたウズベキスタンが敗れたため、単独首位に立った。そのウズベキスタンと勝点3差、3位のUAEとは勝点6差とそこまで大きな差はないが、安定感はグループA随一だろう。

構成●サッカーダイジェストTV編集部

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