横澤夏子、“先輩ママ”藤本美貴の教えで「我が家に革命が起きた!」 新著の子育てエッセイは話題の「保育園の連絡帳」収録

お笑い芸人の横澤夏子の新著『ドタバタ子育て大作戦 三姉妹のれんらくちょう』(オレンジページ)が11月17日(日)に発売され、東京・青山ブックセンターで刊行記念の“サイン本お渡し会”が開かれました。会場には多くのファンが集まり、子育てトークに花を咲かせました。


出典: FANY マガジン

連絡帳は「先生との交換日記」

この本は4歳、3歳、1歳の「三姉妹の母」として子育て奮闘中の横澤が綴る4年間の日々をまとめたエッセイ。子育てのこと、夫との家事分担、ママ友作りなど、彼女なりの「子育て大作戦」が詰め込まれた1冊です。

見どころは、約97万人いる横澤のSNSのフォロワーからも反響が大きかった「保育園の連絡帳」がまとめられていること。「自宅で子どもたちがどんな様子だったのか?」など、実際に横澤が先生に報告したユニークなコメントが掲載されています。

この連絡帳は、横澤にとって“心のデトックス”となっているようで、イベント前に行われた会見でこう振り返りました。


出典: FANY マガジン

「大変なときやお手上げ状態のときでも、『明日の連絡帳のネタになるな。じゃあ、この状況をどうやって先生に伝えようかな』と頭の中で整理ができるので(気持ち的に)消化されます。先生が連絡帳を面白く書いてくれるから、そのお礼のつもりもあるし、『なにかエピソードがないかな』『先生に笑ってほしいな』『先生にわかりやすく伝えよう』という作業が私にはぴったりで、先生と交換日記をしているような感覚です。連絡帳があることで、心が軽くなって助けてもらっています」

横澤は放送中のママ会バラエティ『夫が寝たあとに』(テレビ朝日)に、レギュラー出演中。番組の共演者で、本書の帯も書いてくれた“先輩ママ”のタレント・藤本美貴からは学ぶことが多いそうです。

あるとき、藤本に「パンにジャムを塗ってから出してない?」と言われ、「ジャムは添えるだけなのよ」とアドバイスされたとか。横澤が実践してみたところ、「我が家で革命が起きました。ジャムを添えるようにしたら、長女が喜んで食べてくれるようになったんです」と明かしました。


出典: FANY マガジン

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子育てルールは「法改正の毎日です」

この日のトークイベントには多くの親子連れが来場。横澤は、慌ただしくもユニークな日常や、彼女が取り入れている「子育て大作戦」についてトークしました。

「食事を食べない問題」について横澤は、長女と同い年の子どもがいるママ友と食事に行った際、友人の子どもにつられて、長女もバクバクとごはんを食べたことがあったそうです。その経験から、フードコートに行くと同じ年代の家族のそばに座り、「あの子、見てごらん。たくさん食べているね。負けないように食べよう!」と声をかけるようになったといいます。

フードコートは、ほかの家庭の子育てを“のぞき見”できる場であり、参考にすることもあるのだとか。また、ママ友たちの自宅ルールを参考にして横澤家に取り入れていることから「“法改正”の毎日です」と話し、笑いを誘いました。


出典: FANY マガジン

イベントでは、こんなエピソードも。ある日、エアコン業者が来る直前にもかかわらず、おもちゃの片付けをしてくれない日があったそう。そこで「業者さんが来るからお片付けしよう」と呼びかけると、長女が「業者さんっておもちゃも持っていっちゃうの?」と勘違い。

「そこでしめしめと思って『そうだよ。業者さんが待っていっちゃうんだよ〜』と声をかけたら、片付けてくれましたね。それからは、(架空の)業者の出入りが多い(笑)」

子どもを脅すような手段を使うのはあまりよくないと断りつつ、横澤は「自分のものは大切にしようと思ってもらえたら」と考えているそうです。

最後に横澤は、来場者たちに向かってこう語りかけました。

「私は子育てを卒業したわけではなく、まだ4年間しか子育てをしていません。もがいてもがいて……のなかで、こうやってお声がけいただき、本を作らせていただいて、その本を読んでくださることがすごく嬉しいです。子育てしている同士だからこそわかることもあると思うので、『ちょっと心が軽くなったわ』と思ってくださったら嬉しいです。皆さんの“法改正”につながれば嬉しいです(笑)」