11月18日、農林水産省で「令和6年秋 褒章伝達式」が執り行われ、黄綬褒章を受章したJRAの武豊騎手が出席した。黄綬褒章は農業、商業、工業などの業務に精励し、他の模範となるような技術や事績を有する人物に授与される。長年競馬の発展に貢献、畜産振興などに寄与してきた同騎手が受章することとなった。
【写真】武豊騎手が令和6年秋 褒章伝達式に出席
騎手では4人目
騎手で黄綬褒章を受章したのは、大井競馬所属の的場文男騎手、JRA所属の柴田善臣騎手、名古屋競馬所属の宮下瞳騎手に次いで4人目となる。
武豊騎手は1987年にデビューした競馬界の第一人者で、JRA通算4547勝(11月18日現在)をあげており、今年10月には天皇賞・秋でドウデュースを勝利に導くなど、55歳になっても最前線で競馬界を牽引している。
伝達式にて江藤拓農林水産大臣は「皆様のご功績は、農林水産業や食品産業、関連産業発展のために顕著なものであり、深く敬意を表します」とお祝いの言葉を贈った。