『MONDAY MAGIC Autumn ep4』新宿FACE(2024年11月18日)
○清宮海斗vsブラックめんそーれ×
『MONDAY MAGIC』のNOSAWA論外ADに導かれ、元WWEの大物ブライアン・ケンドリックが電撃登場。来週の11・25新宿大会でGHCヘビー級王者の清宮に挑戦することが決定的となった。
前夜の名古屋大会では杉浦貴との死闘を制してGHCヘビー級王座V6を果たした清宮。一夜明けて今度は『MONDAY MAGIC』に参戦した。
ALL REBELLIONで共闘していたクリストバルの“正体”(※本人に自覚なし)でもあるブラックめんそーれと一騎打ち。握手を求めてきためんそーれに裏切られて、サミングから連続して丸め込まれた清宮だったが、キッチリと肩を上げると一転して反攻。めんそーれ得意のスネークスパイク(ダイビングフットスタンプ)を食らってしまうが、2発目を回避した清宮はジャンピングニーで立て直すと、最後はシャイニングウィザードで快勝となる3カウントを奪った。
サプライズは試合後に待っていた。試合コスチューム姿で論外ADが現れ、握手とみせかけて騙し討ち。それでもシャイニングウィザードは清宮にガードされ、ならばとマイクを握った。
「清宮、いや海斗さーん。GHCのベルトがよく似合うな。ただ、俺の現役時代、お前とのシングルマッチ、1勝1敗で決着がついてないよな? ここはMONDAY MAGIC、魔法のリングだよな? 来週お前の持つGHCヘビーに挑戦するのはこの俺・NOSAWA論外!」と表明して”すわ現役復帰か”と思わせたものの「……ではなく、俺の古いプロレスの友人をチャレンジャーとしてお前にプレゼントしてやる。受け取ってくれるかな?」と提案した。
清宮は「魔法のリングってなんでもありなんですね」とため息をついたものの「やってやるよ!」と即諾。さらに論外ADは「俺の古いアメリカの友人、ノリがいいなら紹介してやってもいいぜ?」と場内を煽ると、かつて日本ではZERO1マットなどでレオナルド・スパンキーとして活躍し、のちにWWEで名を成したブライアン・ケンドリックを呼び込んだ。
姿をみせたケンドリックはマイクを握ると「初めて日本のツアーに参加したのは22年前、まだ少年だった俺をより強く、タフにしてくれた。その時があって今がある。久々に日本に戻ってきて、しかも来週GHCヘビーに挑戦できるなんて! この機会をくれてありがとう」と感慨深げに感謝しながら清宮と向き合った。
清宮も悠然と金色のベルトを掲げるや「あいあむ、ちゃんぴおん!!」と超“日本語英語”で仁王立ち。とにもかくにも来週のファイナルを迎える秋の『MONDAY MAGIC』11・25新宿大会でのGHCヘビー級王座戦「(王者)清宮vsケンドリック(挑戦者)」が決定的となった。
【清宮の話】「月曜日の魔法からプレゼントいただきました。ブライアン・ケンドリック選手、もちろんWWEで活躍していたのも知ってますし、自分にとって凄い経験になる。来週の月曜日、MONDAY MAGIC楽しみにしてます!」