日本代表キャプテンの遠藤航は今季、アルネ・スロット監督が就任したリバプールで出場機会を失っている。そのため、冬の移籍をめぐる報道は後を絶たない。
移籍先候補としてうわさになっているクラブのひとつが、同じプレミアリーグのウォルバーハンプトンだ。11節を終えて19位と降格圏に沈んでおり、残留争いに向けた補強が注目される。
英メディア『FootballFanCast』は11月17日、そのウォルバーハンプトンがうわさの補強を実現させられることを前提に、1月以降のレギュラーとなる「夢のイレブン」を選出した。“新戦力”は遠藤を含め3名だ。
選ばれたのは、ジョゼ・サ、ネウソン・セメド、クレイグ・ドーソン、エリック・ダイアー(バイエルン)、トティ、ラヤン・アイ=ヌーリ、遠藤(リバプール)、ジョアン・ゴメス、クリス・リグ(サンダーランド)、マテウス・クーニャ、ヨルゲン・ストランド・ラーセンの11人となっている。
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同メディアは遠藤について、「経験豊富な日本代表は、アルネ・スロット監督のお気に入りから外れ、『CaughtOffside』によると、最大1800万ユーロ(約30億円)の移籍金でウルブスから望まれているという」と報じた。
「信じられないことに、守備的MFはシーズンを通じてプレミアリーグでわずか5試合、19分間しかプレーしていない」
「ユルゲン・クロップ前監督はリバプールでのラストシーズンでエンドウを強く信頼していた。伝説的なドイツ人指揮官の意見は信頼できるだろう。アンドレやマリオ・ルミナのような選手たちに取って代わるのは、エンドウにとって簡単なことではないだろうが、ウルブスによる卓越したビジネスとなるかもしれない」
ウォルバーハンプトンは遠藤の獲得に動くのか。そして選手はどのような選択をするのか。冬のマーケットが開くまで2か月を切り、進展が注目される。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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