身近なモノを園芸用品として活躍させる方法を紹介した動画がYouTubeチャンネル「『カーメン君』ガーデンチャンネル」に投稿され、記事執筆時点で再生数は28万回を突破してます。
ペットボトルが園芸用品に
投稿者は、総合園芸専門店に20年間勤め、「園芸雑草おじさん」の異名を持つほど雑草が好きだというカーメンさん(@Kahmen-Gardening)。以前は、余ったニンニクを種として利用し、自宅でニンニクを栽培する方法も話題となりました(関連記事)。
今回は、ガーデニングをしている人や園芸初心者、園芸をとことん楽しみたい人たちに向けて、ペットボトルの便利な活用法を6つ伝授してくれました。
必要な材料
ペットボトルの加工に最低限必要なのは、テープ(ビニールテープやマスキングテープなど※セロハンテープ以外)、カッター、ハサミ。1つ目は、スコップに使える「土入れ」の作り方を紹介します。このとき使いやすいのは、500ミリリットルのペットボトル。そして土入れに重要なのはペットボトルの形選びで、丸い形やくびれがあるものよりも、四角の一般的な形が使いやすいといいます。
まずは開口部にカッターで切れ目を入れ、周りをハサミでカット。ハサミは枝切ハサミなどが使いやすいそうです。さらにそこから斜めにカットし、スコップの形を形成。手で持つ横の部分をテープで補正したら、あっという間に手作りスコップの完成です。カーメンさんによると、ペットボトルの土入れは容量が大きいため、普通のスコップよりも土をすくいやすいのだとか!
容器としての使い方
2つ目は、肥料のストックに便利な「容器」としての使い方を紹介。こちらはどの大きさのペットボトルでもOKで、先ほど切り落とした先端の部分も使います。
ペットボトルに先端部分を重ねてジョウゴの形にしたら、テープで固定して出来上がり。肥料を投入しやすく、保存するときは先端を外してフタをしめれば完了です。手を汚さずに直接肥料をふりかけることができるのも便利! ちなみに保管は冷暗所を推奨しています。
挿し芽、挿し木での活用
3つ目は、挿し芽や挿し木での活用方法。たくさん量を使わなければ500ミリリットルサイズで良いそうです。まずはペットボトルの下部を5センチから10センチ程度に切り落とし、カップを作ります。
そこに水と発根促進剤を入れ、挿し穂を入れれば水を給水させることができ、土を移す場合にもどのくらい水が入っているか確認することができるのでとっても便利。植物を増やしてみたい人は、参考にしてみるとよさそうです。動画では他にも、害虫の「捕獲器」、防寒対策に役立つ「簡易温室」、実用性が高い「プランター」としての使い方を紹介しており、詳しくは動画で確認することができます。
ペットボトルを活用した数々の便利アイテムを紹介した動画に、コメント欄では「ペットボトル良いですね!」「おもしろかった! やってみたい」「ペットボトル子供の部活でめちゃくちゃ出て困ってたから活用します!!」「カメムシの捕獲に大変重宝しています」「園芸界の『ワクワクさん』」といった称賛の声が届いています。
YouTubeチャンネル「『カーメン君』ガーデンチャンネル」では、植物好きのための園芸エンターテイメントな動画を公開中。園芸トラブルの対処法など、さまざまな情報を発信しています。
動画提供:YouTubeチャンネル「『カーメン君』ガーデンチャンネル」さん
ペットボトルの活用方法
ガーデニングに役立つ動画
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