画像はAIで生成したイメージ
ハロプロこと『ハロー!プロジェクト』の若手グループ『BEYOOOOONDS』(ビヨーンズ)に本格ブレークの兆しだ。
国民必携のサービスとなって久しいLINEの運営企業・LINEヤフーが味方についたというのだ。
11月18日、LINEヤフー代表取締役会長の川邊健太郎氏は、《今宵、所用で武道館に行くのですが、その準備として館山のイオンでカスタネット買ったのですが、合ってますかね?》などと自身のXへ投稿した。
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この日、日本武道館では「BEYOOOOONDS」のコンサートが開催。川邊氏はグループ名こそ明かさなかったが、日時と会場から「BEYOOOOONDS」であることは確定で、ハロプロファンから多くのリプライが寄せられた。
実は川邊氏、ここ最近はハロプロに夢中のもよう。10月10日には、《じゅうじゅうと言うことで、Juice=Juiceの日らしいです》と、ハロプロアイドル『Juice=Juice』についての投稿をし、《超絶に歌って踊れるすごいグループなのです!》《特にリーダーの段原瑠々さんの歌唱力はちょっと尋常ではないので、ぜひ一度、検索して見ることをオススメしますー》と“激推し”しているのだ。
それにしても、LINEヤフーの代表取締役会長がなぜここまでドハマリしたのか。
きっかけは今年夏にさかのぼる。
川邊氏は8月、元『モーニング娘。』市井紗耶香との共演により、ハロプロにハマったことを告白。「人生初の推し活」だといい、すぐさまファンクラブに入会したのだが、会費が高額でハロプロのクレジットカードまで付くスペシャル会員を選択するという気合いの入れようだった。
LINEヤフーはグループ会社がPayPayカードというクレジットカードを発行し、PayPayやPayPay銀行などの金融サービスも展開している。
いわばライバル会社の商品に手を出すあたり、いかにハマっているかが分かるだろう。
ハロプロ全体が再々ブレークか?
川邊氏の影響もあってか、18日の「BEYOOOOONDS」武道館コンサート、翌日の「Juice=Juice」武道館コンサートは配信サービス・Huluで生配信され、来年2月1日には両コンサートの裏側を描いたドキュメンタリーも配信決定。
ハロプロの看板である『モーニング娘。’24』の冠バラエティー『モーニング娘。Happy大作戦』が10月から配信スタートし、12月6日にはメンバー・石田亜佑美の卒業公演が生配信される。
韓国系のアイドルや『坂道シリーズ』が人気の中、いくら熱烈な固定ファンがいるとはいえ、ハロプロのコンテンツがサブスクサービスの“ドル箱”にはならないはず。
にもかかわらず、一体なぜHuluは肩入れするのか。
「Huluを運営するHJホールディングス株式会社は、日テレ系列と東宝のほか、LINEヤフーが株主に入っています。株主として、ハロプロ関連の配信を行うよう、川邊氏が関係各所を奔走・調整した可能性はあるでしょう」(民放関係者)
今後、LINEヤフーでもこうした動きがありそうだという。
「LINEは国民全員が利用していると言っていいアプリだし、ヤフーもWEBでの影響の大きさは言うまでもない。イメージキャラクターや広告、タイアップ企画、ライブイベントへ起用することができれば、認知度&露出度アップは間違いなく、ファンも増加するでしょう。川邊氏は、これらを行うよう持ちかけることもできるわけですから、『BEYOOOOONDS』のみならずハロプロ全体の再々ブレークの鍵を握っていると言っても過言ではない」(アイドルライター)
アメリカでは、テスラ創業者にしてX運営会社執行会長のイーロン・マスク氏が、ドナルド・トランプ氏支持を公言。自社サービスであるXを使ったキャンペーンを展開するなど尽力したことで、見事に大統領へと返り咲いた。
川邊氏が“推し”に尽力することで、ハロプログループが国民的アイドルへ返り咲くか!?