バレーボール選手 (画像はAIで生成したイメージ)
昭和の時代、子供の好きなものと言えば「巨人、大鵬、卵焼き」だった。令和となった現代は「メジャー、プレミア、バレーボール」のようだ。
三菱UFJリサーチ&コンサルティングが「2024年スポーツマーケティング基礎調査」の速報結果を発表。15〜69歳に聞いた【好きなスポーツ選手】では、ドジャースの大谷翔平(30)が7年連続トップだが、意外なのは2位以下。
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2位はサッカー英プレミアリーグで活躍中の三苫薫(27)、3位・石川祐希(28)、4位・ダルビッシュ有(38)、5位・髙橋藍(23)。4位のダルビッシュはともかく、「3位石川、5位髙橋」と聞いて、ピンとこないお父さんも多いのでは?
石川と髙橋は、パリ五輪でも活躍したバレーボール選手である。
「石川はイタリアのクラブ・セリエAに所属し、日本代表では主将も務めました。髙橋は日体大在籍中に石川と同じイタリアのセリエAで活躍し、卒業後は国内チームでプレーしています。2人は海外にも女性ファンがいるイケメン選手です」(日本スポーツ協会担当記者)
パリ五輪では最高視聴率を記録
この「好きなスポーツ選手5傑」には共通事項がある。国際舞台、世界のステージを主戦場としていることだ。
「今まで日本の男子バレーボールは国際大会で苦戦していましたが、石川たちの台頭によって上位を狙えるところまでレベルアップしてきました」(同)
パリ五輪では準々決勝で敗退したが、その視聴率は23.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で日本代表出場試合では最高を記録した。
令和の人気スポーツとなったバレーボールだが、今回のアンケートでは、もう一つ予想外の結果も。
「プロ野球ファンがまた増えてきました。大谷効果で大リーグ中継を好んで見る人も年々上昇しています。でも、好きなプロ野球チームの1位は阪神で変わりません」(スポーツ紙記者)
阪神、巨人、ソフトバンク、中日、日本ハムの順番だ。地元密着の球団が多い。人々の関心は「対世界」だが、地元を大切にする気持ちだけは令和になっても変わらないようだ。
「週刊実話」11月28日号より