レアル・ソシエダでの活躍から、久保建英に対する強豪の関心報道が勢いを増している。
興味を寄せているクラブのひとつと言われるのが、横浜F・マリノス時代に久保を指導した経験もあるアンジェ・ポステコグルー監督率いるトッテナムだ。
地元メディア『football.london』は11月18日、ポステコグルーが好む特徴を持つ久保の獲得は、トッテナムにとって大いに有益な補強になり得るとの見解を示した。
同メディアは「ウィルソン・オドベール負傷の前から、スパーズはペースに満ちてSBに仕掛けられ、そこからエンドプレーができるウインガーが欠けていた」と報じている。
「ポステコグルーが現在起用可能な選択肢は、ソン・フンミン、ティモ・ヴェルナー、マイキー・ムーア、ブレナン・ジョンソン。デヤン・クルセフスキもサイドで起用できる」
「それら5人はいずれも最低ひとつは前述の特徴を備えている。だが、一定のエリアで苦戦しているのは明らかだ。しかし、レアル・ソシエダのスターであるタケフサ・クボであれば、その全てを解決できるかもしれない。高く評価される日本代表は、最終局面のプレーを大きく向上させている」
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さらに、football.londonは「今季の得点はすでに昨季合計の半分近くだが、それ以上に重要なのは、ポステコグルーが好む性質を備えていることだ。ペースとドリブルを生かして相手を打ち負かす力で、トッテナムを含む多くのクラブからの関心が噂されている」と続けた。
「スパーズがこれほどの大型補強をシーズン半ばに実現できれば、クライマックスを迎えていくなかで大きな助けとなるかもしれない」
ソシエダと2029年までの契約を結んでいる23歳の久保をシーズンに引き抜くのは、容易なことではないとみられるが、冬のマーケットが近づくなかで進展あるか注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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