森保一監督が率いる日本代表は現地時間11月19日、北中米ワールドカップ・アジア最終予選の第6節で、中国代表と廈門白鷺スタジアムで対戦している。
2015年8月の東アジアカップ(1-1)以来、9年ぶりの敵地での中国戦。スタジアム周辺は何重ものバーケードで規制され、相当な数の警察隊員が出動する物々しい雰囲気のなか、キックオフ前から“事件”が起こった。
【画像】日本代表が試合会場の廈門白鷺スタジアムで最終調整
日本の国歌「君が代」が流れるや、6万人収容のスタジアムを埋める中国のサポーターがブーイングを浴びせ、敵意を露わにしたのだ。
また、スタジアムの外でもトラブルが発生。中国メディア『直播吧』が「日中戦の前、日本のユニホームを着たファンが、相手の大勢のファンに追いかけられて叱責された」と報じており、警察が出動する事態になったようだ。
完全アウェーという逆風が吹き荒れている。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)
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