ソニー、フルサイズミラーレス一眼カメラ「α1 II」発売。αシリーズフラッグシップモデルの第2世代登場

卓越した操作性と信頼性

操作性も向上している。グリップの形状はα 1から大幅に改善している。α 9 IIIとホールド感は同じだが、側面部のラウンド形状を採用したことにより、よりグリップ感が増している。


また、シャッターボタン、周りの形状も改善していいる。シャッターボタンの傾斜を調整し、より押しやすい角度に調整している。

指のあたる部分の角度変更によるグリップ性の向上

レリーズを押す方向に合わせて角度を変更

ファインダーのアイピースカップは、α1では「FDA-EP19」が付属していたが、α1 IIでは標準のFDA-EP19アイピースカップの他に、深型の「EP21」の新しいアイピースカップの2つが付属する。

標準のアイピースカップ「FDA-EP19」

外部からの光を効果的に遮断するアイピースカップの新製品「FDA-EP21」

その他操作性として、カメラ前面にカスタムボタン「C5」が新しく搭載して操作性を改善している。側面には、2.5GBASE-Tイーサネット端子を搭載する。

シャッターは、シャッター振動を抑えつつ応答性に優れた電磁駆動アクチュエーターを加えたデュアル駆動シャッター機構を採用。バネによる駆動力を電磁アクチュエーターによって増強している。軽量で強度に優れたカーボンファイバー製シャッターブレードを採用。さらに後幕用にブレーキ機構を搭載する。

2.5GBASE-Tイーサネット端子し、最高約2.5Gbpsの高速通信を実現

ファインダーは、解像度約944万ドットの高精細OLEDを搭載する。倍率は0.90倍のファインダーを搭載して、大きすぎる場合は倍率を切り替えることが可能になっている。

本体背面に新しくマイクが搭載する。ボイスメモで、音声メモを残すためのマイクが背面に搭載している。2個同時に充電できるバッテリーチャージャー「BC-ZD1」を付属する。

縦位置グリップは別売りの「VG-C5」に対応する。α9 IIIに対応している縦位置グリップで、同じ操作性で撮影が可能。


(広告の後にも続きます)

プロのワークフローに応える、高速通信とアプリケーション

2.5GBイーサネット端子の搭載で、高速通信が可能。UVC/UAC対応PD(PowerDelivery)対応、USB Type-Cは、SuperSpeed USB 10Gbps(USB 3.2)対応。

CFexpress Type AカードSD UHS IIに対応したデュアルスロットを搭載。両方のスロットが、CFexpressType AカードとSDXC/SDHCカード UHS-II/UHS-Iに対応。いずれかのカードを任意に使用することができる。どのカードでも、同時記録・ファイル振り分け・リレー記録が可能。


アプリケーションにおいては、Creators’ Appの最新のアプリに対応している。また、「Transfer & Tagging」や「Remote Camera Tool」などプロを支えるワークフローにも対応する。