2024年11月19日、北中米ワールドカップ・アジア最終予選を戦う日本代表がアウェーで中国代表と対戦。小川航基の2ゴールと板倉のヘッド弾で3-1と勝利を収め、勝点を16に伸ばした。
一時は1点差になるなど決して楽な試合ではなかったが、かといって苦戦したかと言えばそうではない。いずれも“ここで点が欲しいタイミング”できっちりとゴールを奪う、日本からすれば理想に近い展開だったとも言えるだろうか。
一方、中国にしてみれば最悪の展開だった。日本の攻撃を上手く抑え込みながらも39分にセットプレーから先制され、45+6分には再びセットプレーから失点。しかも、1点差に詰め寄りここから反撃という局面で3点目を奪われる。“ここで取られたらダメというタイミング”でゴールネットを揺らされたのだから、たまったものではない。
日本と中国のクオリティの差は明らかで、日本の勝利は妥当な結果だ。
日本は谷口彰悟不在の3バックに不安を覗かせたものの、取るべきタイミングで点を決めるなど“強さ”を印象付けた。そうした背景もあって、正直、面白い試合ではなかった。中国のクオリティ不足、攻撃のアイデアのなさがその一因で、最終予選のような緊張感もさほど感じられなかった。
日本が格の違いを見せつけた試合と、そんな見方もできるだろう。
文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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