「ちょっとビックリしましたね」久保建英がアウェー中国戦で驚いたことは?「ヨーロッパでやっているチームより早いイメージもあった」【W杯最終予選】

 日本代表は11月19日、北中米ワールドカップ・アジア最終予選第6戦で中国代表と敵地で相まみえ、3-1で勝利した。

 この試合ではピッチのサイズが通常より少し狭められていた。試合後のフラッシュインタビューで3-4-2-1のシャドーで先発した久保建英は「とにかく狭かったですね」と語った。

「たぶんテレビで見ているより相当狭くて、相手もやっぱりスライドを意識して、広いピッチでも、ここ何試合かスライドの力でしっかりカウンターで点も取ってきているので。それがより狭くなってくると余計に、ヨーロッパでやっているチームより早いみたいなイメージも僕の中ではありましたし、ちょっとビックリしましたね」

 序盤は相手の“緊密”な守備に日本はやや手こずったが、39分に久保の左CKから小川航基がヘッドで先制弾。45+6分に再びセットプレーから板倉滉が追加点を挙げ、48分に1点を返されるも、54分に小川がこの日2点目をマークして試合を決定づけた。
 
 久保は84分に交代するまで、持ち前の技巧を随所に発揮して勝利に貢献。シャドーの組み合わせについて問われると、「基本的にたぶん上手い選手がやっていて、シャドーの選手がゲームを作るっていうのが今の代表のやり方だと思う」と述べ、ボランチとの関係性にも言及する。

「ボランチの選手と連係して、今日は守田選手がいなかったので、いつもとは違う形になるかなと思いましたけど、代わりに入った田中選手も、守田選手がやっているようにビルドアップのところで良いくさびのパスだったり、何本もつけていたと思うので、誰が出てもやれるっていうのを証明できたかなと思います」

 盤石の強さで白星を重ねた日本は、予選6試合を終え、5勝1分の無敗で首位を独走。来年3月のバーレーン戦で勝てば8大会連続8度目のW杯出場が決まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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