国民生活センターは19日、「出張解錠サービス」の料金トラブルに関して、注意を呼びかけた。
もめるのも怖い
全国の消費生活センターなどには、「サイトの料金より、かなり高額の料金を請求された」といった相談が寄せられている。
具体的には、夜帰宅すると鍵を失くしたことに気づいたため、スマホで業者を検索。
「見積もりは無料。解錠で2,000円~」と表示していた業者を呼んだ。
(画像:イメージ)
事前に料金は知らされなかったが、作業が終了すると約10万円請求された。
夜遅くに業者ともめるのも怖いので、仕方なく近くのコンビニで現金を出金し支払った(20代女性)。
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納得できなければ支払い拒否
また、「電話で基本料金は8,000円と言われたが、実際は5万円請求された」といった、男性(20代)からの相談も。
そのため、国民生活センターはネット上の金額表示をうのみにせず、出張料やキャンセルした場合の料金を確認する。
(提供:国民生活センター)
さらに、料金や作業内容に納得できない場合は、後日納得した金額で支払う意思があることを示しつつ、その場で支払いをきっぱりと断るようアドバイス。