追従性能が向上?! 「AI追跡」機能
人物を自動追尾する「AI追跡」機能は、新モデルでさらに性能が向上した印象を受けた。実際の比較サンプルはこちら。
これまた間違い探しのようだけど、人物を追跡するジンバルの動きがよりスムーズ&ナチュラルになったと感じた。とくに、激しい動きに強くなった印象を受けた(個人的な感想)。
ちなみに、ジンバル機構をもたないInsta360 Link 2Cは、物理的なパン/ティルト操作こそできないものの、デジタルズームした映像の一部を切り出して画角を調整できる「オートフレーミング」機能を搭載している。こちらもプリセット保存に対応しているため、ワンボタンで任意のアングルを呼び出せる。さらに、「顔」「バストアップ」「全身」など範囲を指定した自動追跡も可能だ。
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ワンオペ撮影に最適な「スマートフォン制御」機能が超便利!
今回、編集部から複数台のInsta360 Link2/2Cをお借りしたので、「マルチカム撮影を行ってみよう!」と思い立ったのはいいが、PCから離れてしまうとInsta360 Link Controllerを操作できない…という問題に直面。そんな時に便利なのが「スマートフォン制御」機能。
「スマートフォン制御」は、単機のコントロールはもちろん、複数台のカメラを切り替える運用も可能。カメラ毎のジンバル操作、画質や色味の調整、またジェスチャー設定などを個別にコントロールできる。「ざっくりカメラを配置して、細かなアングル調整やカメラ調整は(離れたところから)ワイヤレスでリモート制御」なオペレーションは、実に快適。
以上、今回は新旧モデルの画質&機能の比較や現場オペレーション面の使い勝手を中心にレビューしてみた。まだまだ紹介しきれない機能の数々、ぜひ公式サイトでじっくりチェックしてください!