ニコール・キッドマンは、真夜中に泣きながら目が覚めることが頻繁にあるという。

現在57歳のニコールは、子育てや両親を亡くした辛さなどを経験し、以前より感情的になることが多くなったというが、その感情を演技に注ぎ込んでいると語っている。

英版GQ誌のメン・オブ・ザ・イヤー2024特集号のインタビューの中、ニコールはこう話す。

「私は感情に対してオープンだと思ってる。今のほうがなおさらね」
「死、つながり、人生というものが襲ってくる。そして、両親を失ったことや子育て、結婚などの全てがあって、ちゃんと全てを感じられる人間になる」
「私はそのすべてを経験してる。人生とは間違いなく、一つの旅。そのことで年をとるにつれて、午前3時に目が覚めて、泣き叫ぶようなことが起こるようになる。麻痺することなく、それをしっかり経験しているならね。私は完全にその状態にいるの」

ニコールの父アンソニーさんは2014年に75歳で他界、そして、母ジャネルさんはそのインタビューから間もない今年9月にこの世を去った。