「日本が笑顔になった」インドネシアのサウジ撃破が、日本に寄与と韓国メディア「3月の試合に勝てば史上最速でW杯出場が決まる」

 11月19日に行なわれた北中米ワールドカップ・アジア最終予選第6戦で、C組最下位のインドネシアが同3位のサウジアラビアを2ー0で倒した。

 インドネシアは32分に先制。イングランド2部のオックスフォードでプレーするマルセリーノ・フェルディナンがペナルティーエリア内でボールを受けると、キックフェイントを入れた後にゴール右隅に蹴り込んだ。

 57分にはカウンターから好機を作ると、またしてもマルセリーノがゴール前で冷静に決めきり2ー0。89分に元セレッソ大阪のDFジャスティン・ハブナーが2枚目のイエローで退場したものの、大声援の後押しを受けたインドネシアが強豪サウジアラビアから堂々の勝利を手にした。

 この結果、C組の順位は1位が日本(勝点16)、2位がオーストラリア(同7)、3位がインドネシア(同6)、4位がサウジアラビア(同6)、5位がバーレーン(同6)、6位が中国(同6)。日本以外の5カ国による2位争いが大混戦となった。

【動画】インドネシアが強豪サウジアラビアに2ー0で勝利!
  この勝利に韓国メディアが沸いた。インドネシアの指揮官が韓国人のシン・テヨンで、『Sports Chosun』は「予想を覆す歴史的な勝利だ。格上のサウジアラビアを相手にインドネシアがホームで白星。“シン・テヨンマジック”が完成した」と伝えた。

 続けて「インドネシアの勝利に日本が笑顔になった」と、サウジアラビアに土を付けたインドネシアの勝利に日本が喜んでいると報道。「3月の試合に勝てば史上最速、予選3試合を残してW杯出場が決まる可能性がある」と、シン・テヨン監督率いるインドネシアの勝利が日本に寄与したと強調している。

構成●THE DIGEST編集部

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