今シーズン、ロサンゼルス・ドジャースに移籍した大谷翔平は159試合に出場し、打率.310/出塁率.390/長打率.646、キャリアハイの54本塁打、130打点を記録。さらに59盗塁も達成し、「50-50」の最初の選手となった。
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現地19日、ドジャースの地元メディア『DodgerBlue.com』は、今季までドジャースの一塁ベースコーチを務め、来シーズンからマイアミ・マーリンズの新監督になるクレイトン・マッカロー氏が、MLB公式サイトの配信番組『MLB Network』で大谷の盗塁向上について語ったことを報じている。
同氏はシーズン中の大谷について、「スプリングトレーニング中、ショウヘイは今シーズン打者に専念すると決めていたが、盗塁にも強い興味を示していた。彼と話すうちに、野球を本当に楽しんでいることがわかった。私は彼のために、様々なデータや映像を分析し、シーズンが進むにつれて、まるで二人三脚で目標に向かって進んでいるような感覚だった」と語った。
さらに大谷を指導する中で、マッカロー氏自身にも多くの気づきがあったという。
「彼は並々ならぬ努力を惜しまなかった。そして、私がショウヘイを指導することで、彼がどれほど成長したかよりも、むしろ私が彼から多くのことを学び、より良いコーチになれたと思っている。彼は投手としての経験も豊富なので、バッターの癖や投球動作について、私が見落としているような細かい点まで教えてくれた。彼との仕事は本当に楽しく、彼なしに今シーズンの成功はなかったと思う」
大谷は今シーズン、59盗塁を記録し、メジャーリーグトップのシンシナティ・レッズのエリー・デラクルーズに次ぐ盗塁数をマーク。特に注目すべきは、大谷の盗塁成功率の高さだ。デラクルーズが16回の盗塁死を記録したのに対し、大谷はわずか4回と、非常に高い成功率を誇った。
構成●THE DIGEST編集部
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