君が代にブーイングが浴びせられ、選手はレーザーポインターの被害に見舞われた。縮小されたピッチに、そこへ乱入する者も登場。11月19日に行われた北中米ワールドカップ・アジア最終予選の中国戦は、様々なトラブルが話題となった。森保一監督が苦言を呈したのは周知のとおりだ。
先発フル出場した田中碧が所属するリーズの専門サイト『Leeds United News』は同日、田中の出場を伝える中で、日本での報道を伝えつつ、「極めて敵対的なホームの観客の前でプレー」だったと報じている。
そのうえで、同メディアは田中のパフォーマンスについて、「パス76本中74本成功(成功率97%)、ロングボールも6本すべて成功」と報道。さらに、『Opta』の記者が投稿した「今回のアジア予選でパス100本超の選手のうち、成功率(93%)が最高」というデータを紹介した。
「430本のうち、失敗は30本のみ。いかに彼が本当に優れているかをより明確に示す証拠だ」
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今季からリーズに加入した田中は当初、終了間際の途中投入が続いたが、イーサン・アンパドゥとイリヤ・グルエフの負傷離脱を機にレギュラーの座を獲得。以降は先発フル出場を続け、評価を高めているところだ。
Leeds United Newsは「デュッセルドルフからわずか300万ポンド(約6億円)で獲得しただけに、リーズ史上有数の価値ある補強とみなされている」とも評した。
リーズはプレミアリーグへの自動昇格を決められる2位に2ポイント差の3位につけている。田中は日本代表での出場をクラブでのさらなる飛躍につなげられるだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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