人! 人! 人! WRCラリージャパン前夜祭に勝田貴元らドライバーが集結。豊田市駅前に大勢のファンが詰めかける

 11月21日(木)からいよいよ開幕する世界ラリー選手権(WRC)最終戦ラリージャパン。その前日となる11月20日(水)には、サービスパークを置く豊田スタジアムからほど近い豊田市駅前でファンイベント「ENJOY!Rally Fan Meeting」が開催された。

 ラリージャパン前夜祭として設けられたこのイベントには、スペシャルステージ(SS)のレッキを終えたばかりのRally1ドライバーなどが来場した。

 愛知県出身の勝田貴元(TOYOTA GAZOO Racing)をはじめ、彼のチームメイトで昨年のラリージャパン覇者エルフィン・エバンスや、8度のWRC王者であるセバスチャン・オジェも参加。その他にも今季のドライバーズタイトルを争うヒョンデのティエリー・ヌービルやオット・タナク、同じくヒョンデのアンドレアス・ミケルセン、M-スポーツ・フォードのアドリアン・フルモーとグレゴワール・ミュンスターの姿もあった。

 またその他にも、『頭文字D』に登場する藤原とうふ店のトヨタAE86を模したシトロエンC3で話題を呼ぶRally2のニコライ・グリアジンや、元WRC王者であるディディエ・オリオール、ユハ・カンクネンも登場。オリオールは今回のラリージャパンにナショナルJR1クラスで参戦する。

 イベント会場にはトヨタとヒョンデ、M-スポーツのRally1車両の他、グリアジンのC3やオリオールが乗るトヨタGRヤリスが展示された。

 豊田市駅東口の通りを一時的に封鎖して行なわれたこのイベントには大勢のファンが詰めかけ、来場したドライバーたちによるサイン会が実施された。40分程度と限られた時間ながら、お目当てのラリードライバーと交流しようと通りは人の海となった。

 その後、勝田が締めの挨拶を行ない、ドライバーたちは展示してあった車両に乗り込み会場を後にした。

 WRCラリージャパン2024は21日(木)9時からシェイクダウンが行なわれ、17時頃から豊田スタジアムでセレモニアルスタートとSSS1で開幕を迎える。