JALの公式YouTubeチャンネル「JAL、サブチャンネルはじめました。」(@JAL-sub)が更新され、現役航空機パイロットと客室乗務員が紙ヒコーキを飛ばして飛距離を競う動画が公開されています。
まずは自己流の折り方で紙飛行機を作成
動画では、JAL「折り紙ヒコーキ事務局」の講師である加藤さんを招いて、パイロットの和田さん、窪田さん、CAの湯町さん、宮下さんが、紙ヒコーキをどこまで飛ばせるかを競いました。きっとパイロットならよく飛ぶ紙ヒコーキを作れるのでは……?
まずは、それぞれが自己流の折り方で紙ヒコーキを作っていきます。幼少期の記憶を頼りに何となく折ってみる4人ですが、窪田さんは「もうなんか空力悪そう、これ」とパイロットらしいコメントで不穏な空気を漂わせ、和田さんも「やばい飛ばない気がしてきたぞ」とコメントしています。
完成した紙ヒコーキを4人そろって飛ばしてみた結果、和田さんは5メートル70センチ、窪田さんは6メートル80センチ、湯町さんは7メートル70センチ、宮下さんは6メートル40センチという記録でした。
加藤さんによると5メートルを超えているため悪い記憶ではないようですが、パイロットチームはCAチームに負け気味です。その後、4人はさらに飛距離を伸ばせるという“イカ飛行機”の作り方を加藤さんから教わり、再び飛距離勝負をすることにしました。
先生からイカ飛行機の折り方を学ぶ
イカ飛行機は折紙教室でもよく作られているそうで、手についた油が染み込まないように、折ったらなるべく触れないようにすることがポイントだそうです。
他のポイントも教わりながら、ていねいに折っていく4人。イカの頭のような先端が特徴的な紙ヒコーキが完成すると、一度逆さにして机に置き、左右の翼がバランス良く折られているかを確認しました。
飛ばし方にもコツがあるそうで、加藤さんは紙飛行機の前から3分の1ほどを持ち、前に押し出すように5度ほど上を狙って投げると良いとレクチャーしました。
2回目の飛距離勝負の結果は……!
完成したイカ飛行機を手に並ぶ4人が、号令に合わせて飛ばすと……1回目より明らかに飛距離が違う!
すべての紙ヒコーキが着陸したことを確認して、飛距離を計測してみると、和田さんが8メートル60センチ、窪田さんが8メートル90センチ、湯町さんが11メートル、宮下さんが6メートル95センチと全員が飛距離を伸ばすことに成功。合計の飛距離はパイロットチームが17メートル40センチ、CAチームが17メートル95センチとなり、CAチームの勝利でした。
合計飛距離はCAチームが55センチ長かったものの、1回目からの伸び幅としてはCAチームの3.5メートルに対して、パイロットチームが5メートルという記録を残していました。
この動画には「ほんと最高です!」「日本の優秀なパイロットさんが一生懸命イカ飛行機を折っている貴重な動画!!」「みなさんリラックスしてて楽しそう! ほっこりしました」「平和な企画だな~」と企画を称賛する声の他、「この通りに紙飛行機作ったらものすごく飛びました!!」という声も寄せられています。
画像はYouTubeチャンネル「JAL、サブチャンネルはじめました。」(@JAL-sub)から引用
パイロットは紙飛行機をうまく飛ばせるか?
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