【全日本】斉藤ブラザーズ勢い止まらず 関本&真霜に苦戦も4連勝

『世界最強タッグ決定リーグ戦2024』品川プリンスホテルステラボール(2024年11月20日)
Aブロック公式戦 ○斉藤レイ&斉藤ジュンvs真霜拳號&関本大介×

 斉藤ブラザーズが関本&真霜に苦戦を強いられながらも最強タッグ4連勝だ。

 史上初の世界タッグ王者による全勝優勝を狙うジュン&レイはここまで無傷の3連勝。快挙達成へ向けて着実に近づいている。折り返しとなったこの日の4戦目はヤマ場。関本&真霜の越境タッグと激突した。

 経験の差は歴然。ジュンとレイは百戦錬磨のベテラン二人に苦戦を強いられた。序盤こそ場外戦で優位に立ったが、ジュンが真霜のドラゴンスクリュー、アキレス腱固め、関本のレッグブリーカーと足攻めに苦もんの連続。ドラゴンスクリューを連発する真霜にヒザ十字固めで絞め上げられた。

 ならばとレイがボディアタックやジャンピングボディプレスで巻き返しに出るものの、真霜のDDTで止められ、関本の串刺しスピアー、低空フライングボディアタックで劣勢に。関本のラリアットと真霜の延髄斬りのサンドイッチ攻撃の餌食となり、真霜の顔面蹴り、関本のダイビングボディプレスの連続攻撃で追い込まれた。

 斉藤ブラザーズに敗戦がちらついたが、ジュンとレイは関本に集中砲火を浴びせて反撃を開始。ダブルヒップトスで投げ飛ばして立て直した。真霜が飛び込んでもジュンがスピアーで撃退。レイはラリアット合戦で関本と真っ向勝負を繰り広げると、張り手、頭突きをぶち込んでからBBQボムを爆発させて3カウントを奪った。

 斉藤ブラザーズが苦戦を強いられながらも関本&真霜を撃破。4連勝で勝ち点を8に伸ばした。残る公式戦は11・30大阪大会の芦野&田村戦、12・1米子大会の北斗&羆嵐戦の2試合のみ。「真霜拳號、そして関本大介。やっぱりメチャクチャ強えな。正直、危なかったぜ」と苦闘を振り返ったレイだが、「今日勝ったのは俺たち斉藤ブラザーズだ! この調子で残りも全部勝って、全勝優勝だ。楽しみにしてろ! フォー!!」と気勢を上げた。

 ジュンも「危なかったが、斉藤ブラザーズはアンストッパブルだ。誰にも負けはしない」と豪語。「よし、帰って甘いものでも食べよう」とスイーツタイムを堪能する構えを見せたが、レイに「いや、ダメだ。ノースイーツ」と止められてしまった。

【試合後のジュン&レイ】

▼ジュン「勝ったぜ」

▼レイ「勝ったぜ。真霜拳號、そして関本大介。やっぱりメチャクチャ強えな。正直、危なかったぜ。ただな、今日勝ったのは俺たち斉藤ブラザーズだ! この調子で残りも全部勝って、全勝優勝だ。楽しみにしてろ! フォー!!」

▼ジュン「危なかったが、斉藤ブラザーズはアンストッパブルだ。誰にも負けはしない。よし、帰って甘いものでも食べよう」

▼レイ「いや、ダメだ。ノースイーツ」

▼ジュン「DOOM!」

※関本&真霜はノーコメント