レズビアンバー。名前は聞いたことがあっても、足を踏み入れたことがある人は、少ないのではないでしょうか。 店内ではどんな接客が行われているのか、最近増えている男装女子バーとはどういうところが違うのか、実際に体験してきました。

オーダーメードなショータイムを堪能



キャストは全員「女性が好きな女性」(提供写真)

 こちらのお店では、接客がとてもきめ細やかで、その場にいるお客様に合わせて、ショータイムの内容や衣装を考えるのだとか。

 この夜は、メンズストリップも行ったことがあると嬉々として話す私のために、構成を考えてくださいました。

 始まったショーは2曲構成で、最初は思わずキャー! と叫んでしまうような、露出度もダンスもかなり最高レベルなもの。目の前で揺れる胸やお尻をたっぷり堪能です。そして2曲目はしっとり…。

 真っ赤なドレス姿で踊るたびに中のタトゥーがチラチラするのがオシャレすぎです。

 キャストの皆さんはパーソナルトレーナーの指導のもと身体を引き締めていて、ヒップの上がりっぷりも素晴らしかったです。

チップタイムも濃厚すぎて…



ボンテージが制服(提供写真)

 ショータイムの後は、キャストの胸元にチップを挟んだり、お返しにドキドキするようないろんなコトをしていただいたりと、盛り上がりは最高潮!

 ショータイムのあるレズビアンバーは初めてでしたが、飲めてお話しできてショーも観られて、かなりオトク感がありました。

 何より良かったのは、彼女たちを見て「女の子って綺麗だな」「女性って素敵だな」と思えたこと。ありのまま、女のままっていいなと素直にそう思えました。

「楽園」のキャストは4人。週末はバイトさんも増えてさらに賑やかになるそうです。

 女性が好きな女性たちからおもてなしを受けたくなった時は、レズビアンバーを訪ねてみましょう。経験したことがないような濃厚な時間を過ごせるはず。

(内藤みか/作家)