11月21日(木)に開幕する世界ラリー選手権(WRC)最終戦ラリージャパン。サービスパークが設置される豊田スタジアムでのセレモニアルスタートを前に実施されたシェイクダウンの1走目では、ティエリー・ヌービル/マーティン・ヴィーデガ組(ヒョンデ)が最速タイムをマークした。
シェイクダウンはその名の通り試走。スペシャルステージ(SS)を前に、マシンを実際に走らせてチェックする最後の機会となる。舞台は豊田スタジアムからほど近い鞍ケ池公園。昨年に引き続きシェイクダウン専用ステージとなった。
シェイクダウン出走1番手は、ランキングリーダーのヌービル。縁石にマシンをヒットさせるシーンがあったが2分20秒1をマークし、続いて走行したタイトルを争うチームメイトのオット・タナク/マルティン・ヤルヴェオヤ組を上回った。
今回のラリージャパンが自身にとってもチームにとっても地元戦となる勝田貴元/アーロン・ジョンストン(トヨタ)は6番手からの出走となった。
Rally1の8台が1走目を終えた時点ではヌービルが最速。タナクが2番手でヒョンデがワンツーフィニッシュとなった。その後ろにトヨタ勢3台が続く格好となり、勝田は2分22秒5で5番手となった。