11月21日(木)に開幕する世界ラリー選手権(WRC)最終戦ラリージャパン。セレモニアルスタートを前に、ラリーの本拠地となる豊田スタジアム上空では航空自衛隊のアクロバットチーム“ブルーインパルス”による展示飛行が行なわれた。
この展示飛行のために豊田スタジアム周辺には観覧エリアが設けられ、多くのファンが駆けつけた。中にはブルーインパルスのパイロットスーツを模したつなぎを着た子どももいた。
展示飛行の実施が難しくなる天候不順も心配されたが、幸いこの日の天候は晴れ。予定通り21日(木)14時から約25分間にわたって演目が行なわれることとなった。
豊田スタジアムからほど近い航空自衛隊小牧基地を出発した6機のT-4は岐阜県の恵那市上空を通過して豊田スタジアム上空へ。スモークを噴射しながら編隊を組みながら通過する“デルタ・ローパス”をはじめ予定されていた演目を披露し、空をキャンバスにスモークで五輪の輪やハートマークなどを描いた。
この展示飛行の前には、豊田スタジアムの西イベントエリアにてブルーインパルスの飛行隊長を務める江尻卓2等空佐によるトークショー&サイン会が行なわれ、こちらも大盛況となっていた。