THE SECONDベスト4に4年ぶり単独ライブと躍進続くタモンズ…自身がモデルの映画『くすぶりの狂騒曲』は「いろんなミラクルがあった」

M-1ラストイヤー後の目標は「お客さんのため」

――M-1含めてなかなか結果が出なくても、そこでクサクサせず、しかも、そのあとにもクラウドファンディングしてまで自分たちで全国まわってみようとするのはすごいと思います。

安部 映画でも描かれてましたけど、僕らもやめそうなタイミングめっちゃあったんです。M-1ラストイヤーが終わったときは、目標を一瞬、見失った時間もあったんです。しかも、まだ『THE SECOND』もできる前で。そんなときに、ある吉本の社員さんから「漫才で寄席に呼ばれる芸人になりなさい」と言われたんです。


出典: FANY マガジン

大波 M-1までは、けっこう自分のためにやってたところがあって。自分たちの面白さを表現するためにというか。でも、それこそM-1ラストイヤーの少し前ぐらいから、目の前のお客さんを楽しませるためにってなっていったんですよね。「お客さんのために」という続ける理由ができたというか。

M-1とかテレビとかに合わすのではなく、お客さんがおカネを払って見に来てくれるなら、お客さんのために全力で頑張ろうと。お客さんが喜んでくれるなら、お笑いは続けられるんだなと意識をシフトできた。不思議なもので、そうなったら給料も出番もどんどん増えていったんですよね。

――では、最後に単独ライブへの意気込みとメッセージをお願いします!

大波 いままでのタモンズとはちょっと違う感じの単独ライブになると思うので、ぜひ1月22日は一緒に楽しみたいなと思います。今回、この単独ライブで初めて新しい衣装を披露することになっているんで。そこも楽しみにしてもらいたいです。

安部 今回の単独ライブの会場は高円寺なんですけど、いい飲み屋さんも多いんですよね。このポスターを撮ったのは阿佐ヶ谷のお店なんですけど、単独ライブ前にこのお店を見物して、ちょっと気持ち高めてから公演にきてもらって、楽しんだあとに高円寺の居酒屋でしめていただけると、とてもよい1日になると思いますので!