プロ野球・北海道日本ハムファイターズは21日、清宮虎多朗(せいみや・こたろう)投手と育成選手契約を締結したと発表した。

■戦力外でトライアウト参加

清宮虎投手は、2018年育成ドラフト1位で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団した。

今年4月に支配下登録され3試合登板。0勝0敗、防御率12.00と結果を残せず。今オフに戦力外通告を受け、12球団合同トライアウトに参加していた。

そして、21日に日本ハムは「本日11月21日(木)、前東北楽天ゴールデンイーグルスの清宮虎多朗投手と育成選手契約を締結しましたので、お知らせいたします」と伝えた。

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■じつは誕生日も…

日本ハムには、すでに清宮幸太郎(きよみや・こうたろう)選手が在籍。読み方は異なるが、同じ「清宮」で、名前もそっくり。

さらに、清宮虎投手は2000年5月26日生まれ、清宮幸選手は1999年5月25日生まれと誕生日も近い。ファンは「名前がややっこしいだけじゃなくて誕生日も1日違いなの!?」「清宮が1歳になった翌日に清宮が生まれた話草だけど事実なんよ」「運命じゃん」と騒然とする。

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■驚かないファンいる理由

ただ、日本ハムをめぐっては、田中幸雄(たなか・ゆきお)という同姓同名の野手と投手が同時期に在籍していたことも。

それだけに「田中幸雄さんと田中幸雄さんが存在したチームだから、清宮幸太郎くんと清宮虎多朗くんが同時に存在したって驚かないよ」「まあこのチームはかつて田中幸雄が2人いたくらいだからこれくらいで騒ぐなってことやな」との声も散見された。

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■「清宮」と育成契約

(文/Sirabee 編集部・荒井どんぐり