日本代表は現地時間11月19日、北中米ワールドカップ・アジア最終予選の第6節で、中国代表と敵地で対戦。小川航基の2発と板倉滉の3年半ぶりの得点で、3-1で快勝した。
今予選は6か国ずつが3つのグループに分かれ、各組の1位と2位が本戦にストレートイン、3位と4位がプレーオフに回る。
C組の首位の日本はここまで5勝1分で勝点16。2位以下を大きく引き離しており、来年3月に行なわれる次節のバーレーン戦に勝てば、3試合を残して8大会連続でのワールドカップ出場が確定する。
中国戦後に取材に応じた久保建英は、報道陣から「ヨーロッパ予選はまだ始まっていないのに、アジア予選の突破が決まるって、なかなか変な感じですね」と話題を振られると、フランクにこう答えた。
「変ですね。でもその代わりにヨーロッパはネーションズリーグをやっていて、僕らがアジアでネーションズリーグをやろうって思ったらすごいことになっちゃうので。また違った各大陸の良さというか、色んな形があるんじゃないですかね」
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前節のインドネシア戦では出番がなかった23歳のレフティは、中国戦に右シャドーで先発。CKから小川の先制点をアシストすれば、相手の厳しいチェックを受けながら、随所で個の力を発揮したなか、チームと自身のパフォーマンスは次のように評した。
「1戦目に続き僕らの理想の入りではなかったですし、また違った理由で上手くいかない時間帯がありましたけど、僕個人のところで打開できるシーンが何回かあったので、チームが苦しい時に…そこまで苦しいわけではないですけど、チームが上手くいかない時に、個人のプレーで打開できるのは良い収穫かなと思います」
今後に向け、久保は「次のバーレーン戦に勝って突破を決められたらベスト」と口に。埼玉スタジアムで満員のサポーターと共に歓喜の瞬間を迎えられるか。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
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