2024年10月25日から実施した、読者アンケート企画「『Zガンダム』最強MSは?」の結果を発表します。主人公機たる『Z』はじめ、いずれも物語を大いに盛り上げてくれた機体が上位にランクインしました。



第3位はおなじみの主役機。「HG 1/144 ゼータガンダム」(BANDAI SPIRITS) (C)創通・サンライズ

【『Zガンダム』最強MS/MA】こちらが1位から10位までの顔ぶれです(10枚)

最終盤を思い出す三つ巴の接戦に

 マグミクス編集部は「『Zガンダム』最強MSは?」と題して、2024年10月25日から11月11日までの期間、読者アンケートを実施しました。今回は総投票数450票のアンケートから、上位3体を見てみましょう。

3位:Zガンダム(78票)

 3位は主人公の「カミーユ・ビダン」が搭乗する「Zガンダム」でした。あらゆる点で高水準な性能であり続編の『機動戦士ガンダムZZ』でも充分に通用した機体です。しかし、それ以上にカミーユが乗ることによって生まれる「不思議な力」も相まって、上位となる機体も退けた実績が投票者の印象に強く残ったようです。

【回答者の声】
・火力、機動力、運動性、反応性、防御力が高次元にまとまっており、すべてにおいてバランスがいい。
・バイオセンサーの発動でビームを跳ね返すわ、ビームサーベルを巨大化させるわ……そりゃ連邦軍も封印したくなりますわな。
・続編である『ガンダムZZ』においても、主役機であるZZガンダムと並んで活躍した。

2位:ジ・O(96票)

 ティターンズのリーダーとなる「パプテマス・シロッコ」が自ら開発した専用機の「ジ・O」が2位になりました。おもな武装はビームライフルとビームサーベルだけと、シンプルながら高い機動性と堅固な装甲を備えており、カミーユもニュータイプ能力を活かさなければ勝つのは難しかったであろう、『Zガンダム』の堂々たるラスボスです。

【回答者の声】
・カミーユは何人もの「魂の力」を借りてジ・Oを倒すことができたが、そういう超自然的な力がなければ到底敵わなかった。だから現実問題としてはジ・Oが最強でしょう。
・サイコミュを必要としない、最もシンプルで高性能な機体。
・機動力が高く、ビームライフルとビームソードで遠近共に隙がない。さらにバイオセンサー搭載でニュータイプパイロットが乗るとあらゆる面でスペックが向上する。

1位:キュベレイ(146票)

 読者が選ぶ『Zガンダム』最強のモビルスーツは、第三勢力となる「アクシズ」を率いた「ハマーン・カーン」が乗る「キュベレイ」となりました。この機体は『Zガンダム』の時代においては珍しいニュータイプ専用機で、ファンネルを有しているのが支持を集めた理由です。ハマーンのパイロットとしての非常に高い能力も相まって、『機動戦士ガンダムZZ』のラスボスまで務めることになる名機でした。

【回答者の声】
・サイコミュ、機動性能、内蔵されたビーム、そして洗練されたフォルム。すべてが完璧です。
・「近接戦闘のできるエルメス」。これ以上の説明が必要でしょうか?
・一世代後の高性能高火力のZZガンダムとも互角に渡り合えた。しかも戦った相手はニュータイプ最強クラスのカミーユ、クワトロ、シロッコ、ジュドー。
・ハマーン様が搭乗されているから最強。

クワトロってやっぱりすごかった?

 4位の「ハンブラビ」は17票にとどまっており、上位3体に票が集中したアンケートとなりました。本編終盤に激戦を繰り広げた3体だけに納得感もありつつ、それらと渡り合っていた5位の「百式」(12票)を操縦していた「クワトロ・バジーナ」の腕前が際立つ結果といえるかもしれません。