『WORLD TAG LEAGUE 2024』千葉・船橋市総合体育館(船橋アリーナ)(2024年11月21日)
Bブロック公式戦 ○EVIL&成田蓮vsボルチン・オレッグ&矢野通×
HOUSE OF TORTUREのEVIL&成田がタッグリーグ初戦で矢野&オレッグを暴走粉砕。EVILは「お前らよ、引退する棚橋レベルで弱ぇんだからよ、NEVER6メンのベルト返上しやがれ!」と要求した。
HOUSE OF TORTUREのEVIL&成田とNEVER6人タッグ王者である矢野&オレッグ(もう1人は棚橋弘至)が初戦で対戦。6人タッグのベルトを巡り、激しい抗争を繰り広げてきた両チームの戦いはやはり荒れた展開となった。
ゴングを待たずに拷問軍が奇襲。場外乱闘に持ち込み、得意の乱戦でペースを握る。場外でのダブルブレーンバスターでオレッグに大ダメージを与えると、孤立した矢野をイスで痛打。本部席や剥き出しになったコーナー金具にも叩きつけて蹂りんした。矢野が窮地を脱すると、オレッグがパワーを活かして猛追に転じるが、拷問軍は左腕を狙い撃ちにして流れを渡さない。
オレッグが2人をまとめてブレーンバスターで投げ飛ばすと、体力を回復させた矢野が奮闘。EVILをコーナー金具に衝突させると、フロントスープレックスでぶん投げる。さらに、矢野がマンハッタンドロップからEVILにシーソーホイップを決めると、キャッチしたオレッグがフロントスープレックスを繰り出す連続技がさく裂した。
だが、成田が改良型プッシュアップバーを取り出してレフェリーの注意を引きつけると、ディック東郷が乱入し、レフェリーとの交錯を誘って無法地帯を作り上げる。拷問軍は3人がかりで矢野に猛攻。東郷が金的攻撃を決めると、EVILは必殺EVILの構えに。
矢野が粘りを見せると、オレッグがドロップキックで2人をまとめて吹き飛ばす。すかさず矢野はEVILに背後から悪質タックルを見舞ってスクールボーイへ。しかし、EVILが丸め込まれた瞬間にレフェリーを巻きこんで再び無法地帯を作り出すと、またも乱入した東郷がスポイラーチョーカーで矢野の首を絞め上げる。さらに、EVIL&東郷のマジックキラーがさく裂。一気に拷問軍が勝利をもぎ取った。
拷問軍がタッグリーグ初戦で無法勝利。まんまと1勝目を上げたEVILは「矢野、ボルチン、お前らよ、引退する棚橋レベルで弱ぇんだからよ、NEVER6メンのベルト返上しやがれ! わかったか。よく覚えとけ。ハッハッハー!」と高笑いを決めた。EVIL&成田は2戦目となる11・23藤沢大会でタイチ&TAKAみちのくと対戦する。
【EVILの話】「オゥシ、(※自分で拍手して)オイ、矢野、ボルチン、お前らよ、引退する棚橋レベルで弱ぇんだからよ、NEVER6メンのベルト返上しやがれ! わかったか。よく覚えとけ。ハッハッハー!」
※成田はノーコメント
【オレッグの話】「ハァ、いつものあの悪い反則のHOUSE OF TORTURE。悪いこと使って、なんでこんなに悪いんですか? まぁプロレスだから、(相手が)悪いこと使っても、(自分たちは)絶対勝ちます。リベンジします。特に初めての『WORLD TAG LEAGUE』は絶対勝ちたいから。それだけじゃなくて、初めてだけじゃないし、矢野さんと棚橋さんとパートナーとしてNEVER6人タッグのチャンピオンだから。強いチームだから。次から勝ち続けられるように頑張りたいと思うんで、ちゃんとちゃんと次に次に。プロレスでああいうこともあるから、悪いことして。でも、絶対負けられないね。また頑張ります。ありがとうございました」
※矢野はノーコメント