「FIBAアジアカップ2025予選Window2」日本代表対モンゴル代表の試合が11月21日、日環アリーナ栃木で行なわれ、93-75で日本が快勝した。特に前半に奮闘した新キャプテンに注目が集まった。

【動画】“新キャプテン”比江島が独力で戦況を打開! 今回のWindow2での引退を示唆している比江島慎が3Pシュートを皮切りにドライブやアシストなどでチームをけん引。前半12分34秒の出場だけで14得点、3アシストを記録し、日本は47‐36とリードを築いて前半を折り返す。

 後半に入ってもシュートに加えリバウンドやスティールなど好守で活躍を続け、結果的に21分36秒の出場で18得点、5リバウンド、3アシスト、3スティールを記録。34歳とは思えないプレーを見たファンからは様々な声が上がった。

「これでますます引退できなくなったね!」
「まだ引退したらアカン」
「良い表情してる。やり切ったって感じなのかな…」
「ロス五輪までいてくれないと困る」

 今回から新キャプテンにも選ばれた比江島。試合後には「キャプテンとして何かやっているかと言われたらそうではないですし、でもみんなで良い雰囲気を作ってくれてと言いますか、自分はもうプレーで引っ張るタイプだと思っているので今日それができて良かったと思います」と話した。所属チーム宇都宮ブレックスの本拠地で「僕にとって特別な場所」と語る栃木県に集まったファンらの拍手を受けた。

構成●THE DIGEST編集部
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